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礼拝メッセージ要約 2023.4.30 「世界の始まり」

〇創世記1*1~5

 黙示録で、歴史は神の勝利で終わることを学んだ。今回からは、創世記に戻って、始めから順番に神様のみことばを受け取っていきたい。

 聖書の最初のことばは、「はじめに神が天と地を創造された。」である。創世記は、あらゆる出来事の最初について語っている書物である。「神」はヘブライ語で複数形を表す「エロヒム」であるが、「創造する」は単数形を受ける「バーラー」である。これは、「神」の三位一体を暗示している。ヨハネの福音書の冒頭に、イエス様も天地創造に参加されたと書かれている。「はじめに神が天と地を創造された」という宣言は、無神論や不可知論、理神論、汎神論、多神論、進化論などの世界観

を否定する。私達の存在のルーツである創造主の神を知ることは、私達の存在の第一歩である。

 神様は六日間で全てのものを造られた。一週間が七日間というサイクルは、聖書からきている。創造の第一日。「はじめに」から「時間」、「天」から「空間」、「地」から「物資」を、神様が一番始めに造られたことが分かる。2節の「神の霊」は「聖霊」のことである。「動いていた」は、親鳥が卵を抱えているように、「物質」から様々なものを生み出そうとしている光景を表している。3節の「光」は、太陽や星ではなく、「シャカイナ・グローリー」である。4節で、「昼」と「夜」という舞台を用意された。これから創造されるものを置かれる場所をお

造りになった。5節の「夕があり、朝があった。」という表現に私達は違和感を覚えるかもしれないが、一日は夕から朝に向かって進むというのが聖書の世界観である。今は困難の中にあっても、最後は喜びで終わるという人生観につながる。

 エペソ1章4~5節から、天地創造の前から、私達は、神様に愛される者として神様のみこころの中にあったことが分かる。私達の救いは永遠の昔から神様のご計画に中にあった。人間の知恵には限界があり、自分で問題を解決できない。本当の知恵は神様の中にしかない。だから聖書は「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」という。創造主である神様を信じることが、人間としての第一歩である。N・O

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