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牧師夫人の徒然なるままに(七二六) 「さあ、今年も旅で締めくくりましょう」

 二〇〇七年ごろから、毎年、年末にかけて一年の締めくくりに四十日の旅をすることにしてきました。ちょうど十一月の下旬に入る頃から大晦日にかけて「人生を導く五つの目的」を四十日かけて読みます。同じ本を何度も読んで新しく得られるものがあるのか?と思われる方もいるでしょう。でも、私にとってここ数年は年齢に応じた「忘却」が激しくなっていることもあり「全てが新しい」思いで目に飛び込んできます。
先日テレビで、メジャーリーガーの大谷翔平選手が読書好きなことを取り上げていました。彼は同じ本を何度も読むのだそうです。若い彼がしかも優秀な彼がそうなのですから、その一言は私にとって大きな後押しになりました。というわけで今年も頑張るぞ!と。
人生に強烈なインパクトを与えてくれる書物は、限られています。私にも両指に収められるほどの数の愛読書があります。何度読んでもその影響はとても強烈で、私の人生の様々な場面で心の慰めになり、また、新しい踏み出しへの勇気をも与えてくれています。
そして、随一はこの「人生を導く五つの目的」です。聖書の全巻が五つの目的に集約されています。人生の目的そのものを問い続けることが人の定めだと顔をしかめて煙に巻く人もいますが、目的を知って踏み出せる人生は何と有意義で素晴らしいことでしょう。   

安食道子

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