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突然のメンバーの退職から思うこと

昨日自分の担当組織のメンバーの退職が決まった。転職してから初めてのメンバーの退職。急に来なくなったため、今週はバタバタした。長く勤めていた社員だったため、周囲への影響やお客様の影響など不安な点があったが、懸念したほどではなかった。改めて組織で働くとはなんなんだろうかと考えさせられた。

今回退職したメンバーは社内では古参メンバー。担当してるお客様も大手が多く、営業数字としても多く担っていた。売れるときは売れるけどムラがあるよねという周囲からの評価だった。

顧客の反応

え、急に辞めたの?引き継ぎもなく?と当然不信に思うお客様はいるが、思ったよりも少ない。意外とそうなんですが、この案件ですが、とすぐ次の話に行くケースが多かった。そのメンバーのところで止めてる案件が複数あり、即対応することで感謝されるケースもあった。このメンバーが信頼されていたかどうかという点は大いに問題なのだが、弊社の商品は営業にあまり依存しないものでもあると再確認した。組織としては非常に強い。

社内の反応

対応が増えて困ったな。。という反応はあっても、あの人がいなくなるのは困る。もっと働きたかった。すごく残念。。という声はなかった。みんな思ったよりも粛々と動いていた。むしろそのメンバーが抱えていたいいお客様が自分に回ってくることにチャンスを見出すメンバーもいた。彼が教育担当としてついていたメンバーたちも驚くほど淡々と引き継ぎを進めていった。

他のメンバーだったからこのような反応だったのか

人望厚い他のメンバーだったらもっとメンバーは悲しむだろうと思う。でもお客様は変わらない気がする。うちの商品はそれくらい商品が選ばれている。もっと営業が深く記憶に残る営業マンにならないといけないのかもしれないが、今時点はこの状態で成長が続いてる。

改めて働く中で何をやりがいとするのかを考えさせられる。お客様に深く入り込み最高の営業と言われるのか、メンバーから最高の同僚・マネージャーと言われるのか。どちらも他人に依存してるもので、替えはいくらでもきく。他人の期待に応えることがやりがいになるとやはり引いてみた時に辛いんだろうなと思う。改めて働くやりがいは自分軸に置くことが幸せなんだろうと思う。今回やめていったメンバーは良くも悪くも自分軸が強かった。私がとても強かった。多くの人が会社からすると替えがいくらでもきく存在であることは間違いない。その中でどの軸で働くかを考えさせられた。


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