兄弟げんかで相手に配慮した結果

■5歳息子がゲームを始めると→少し悲しげな猫がやってきて… 攻防戦に爆笑「種族の垣根を超えた兄弟みたい」
(まいどなニュース - 05月21日 12:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7869782

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私には3歳上の何をやっても勝てない兄貴がいる。

正面からの喧嘩で勝てない存在は「格下ながら格上にどうにかして勝てないか?」と手段を考え続ける私の根幹をなしている。

【エピソード1 戦意に欠けるハサミ】

んで、5歳児の私は1度兄を脅そうと鋏を持ち出したことがあったが「あくまでも脅しであって兄をケガさせてはいけない」「先がとがってると危ない」「刃を相手に向けてはいけない」という縛りの結果、「先の丸い幼児用ハサミの刃部分を自分に向けてもち、持ち手を兄に向ける」というポーズになった。

私が泣いて怒りながら鋏を突き付けた(つもり)だったが、兄にすれば「単に鋏を渡される構図」だったので「何?何か切るのか?」と問いかけて鋏を受け取った。

【エピソード2 本は舞い降りた】

同じく。5歳児の私は兄を困らせてやろうと兄不在の2Fの学習机に向かった。几帳面な兄が整理整頓しておいている教科書やノートが目標だ。手にはハサミやマジックを準備している。

「ハサミやノートを切り刻んでマジックで落書きして2Fの窓から庭に投げ捨ててやる!」という意気込みだったのだが・・・。

「切り刻んだら元に戻せないから折り曲げるにとどめよう」
「マジックは消せないから鉛筆で落書きしよう」
「外に投げ出すと汚れるから部屋の床におろすにとどめよう」

ということで兄の教科書やノートは遠慮がちに折り曲げられながら部屋の床に乱雑におかれた。

父母と兄と私の4人家族の時点で(妹は生まれてなかった)、そんな仕業をするのは私しかいないわけで・・・。1時間後に泣きながら折れ目を元に戻し、落書きを消しゴムで消す私の姿があった。

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ハナー
CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。