ダメージの9分類 2023

【大分類:ダメージ 命中>回避 の前提で破壊力や装甲が問われる】
①一撃死:「破壊力>>>装甲」その攻撃で死亡、完全破壊されてしまう
②大ダメージ:「破壊力>>装甲」その攻撃で修復が間に合わないレベルの損害を受ける
(完全機能停止するわけではないのが①との違い)
③小ダメージ:「破壊力>装甲」その攻撃で一定のダメージを受ける
(大きな支障が生じない、回復や修復が間に合うのが②との違い 出血や毒などの継続ダメージもここに入ることが多い)

【大分類:ノーダメージ  】
④スタン、ディレイ:「装甲>破壊力」その攻撃で振動や衝撃で軽度の影響あり
(蓄積されても破壊には至らないのが③との違い 命中せずとも風圧や迫力でよろければこの範疇になる)
⑤装甲弾き:「装甲>破壊力」被弾するも被害なし
(一切の影響がなのが④との違い)
⑥回避:「回避>命中」攻撃が命中しない
(そもそも攻撃が命中しないのが⑤との違い)

【大分類:ノーチャンス 】
⑦射程外:「機動>射程」相手の攻撃範囲にいない
(被弾する確率自体がないのが⑥との違い)
⑧対象外:味方として認識されている
(攻撃対象として認識すらされてないのが⑦との違い)
⑨認識外:「潜伏>索敵」存在自体を察知されていない
(味方にも察知されてない場合、連携が取れず誤って範囲攻撃に巻き込まれることもありえるが基本的には⑧以上に支配権を握れるのでこちらが上位概念になる)

・⑨A 敵がその存在可能性を探って索敵している状況
活動が一定程度制約される
・⑨B 敵がその存在すら疑ってない状況
かなり好き勝手に動ける。加えて有能な味方にだけ存在を認識してもらえれば最も理想的。

たとえばボクシングの井上選手が強いのは単に俊敏であるということではなく
「相手との位置関係」という⑥⑦の部分の空間調整能力に非常に優れているためだと思う。
防御や回避のみならず「自分だけは思い切り拳を振り切れる」という場所取りも
含まれていて「破壊力の高さ」にもつながっているようだ。

フルトン選手にすればまずは射程の優位を生かして「自分だけが一方的に攻撃できる間合い」をどれだけ長時間達成できるか?
また井上選手の踏み込みを受けて接近戦になった時にクリンチを含めて如何に凌げるか? というあたりがポイントになりそうだ。

人間関係で言えば、たとえば友人の裏切りに対しては即座に宣戦布告するのではなく、まずは⑧の間に集められる情報を集めまくり、必要な情報を入手してから宣戦布告するのが良かろう。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。