多様性の神髄は住み分け(混ぜるな危険)と見つけたり

新幹線内は全撤去! それでも街の「喫煙ルーム」が増加している理由
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=141&from=diary&id=7793108

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「味方が多いと思うなら手の内をさらせ
敵が多いと思うなら手の内をさらすな  byハナー」

その心は「味方は配慮してくれる、敵は隙を探っているから」ということです。私は味方が多いと思うので基本はオープンバカ路線ですが、とはいえ情報開示の内容やその表現自体が敵を作ってしまう場合もあるので要注意ですな。また、情報開示は基本路線なれど、一度開示してしまうと取り消せないという意味ではタイミングには慎重であるべきかもしれません。

たとえばLGBTQの方とかのカミングアウトなどは最も慎重であるべきなのでしょう。周囲が敵か味方か不明な状況でのこのカミングアウト自体が味方なり敵なりを作ることになりえるわけで。

戦術レベルでいえば「敵(=すきを狙っている)が多い場合」は情報開示せず、読まれにくい珍妙な言動をとることで的を絞らせないことは大事ですが、珍妙な言動がワンパターンになると却って読まれてしまうリスクもあるし、その珍妙な言動で中立者を敵にするリスクもあります。戦略的にはやはりオープンバカが上回るかなと。敵にスキを突かれたとしても致命傷にさえならなければ、潜在的な敵のあぶり出しにもなるし、誠実でわかりやすい言動は味方を増やしやすいものです。

たとえば、相手が無視しようが私は私を嫌う相手に挨拶(=情報開示)をするのは「私には挨拶する自由があるし、相手には挨拶しない自由がある」という点と「なにせ挨拶するほうが得」という確信があるので。このあたりは多様性という相互理解に通じるものがあるんでしょうな。犯罪的行為など一定程度を逸脱しない限りは許容しようねという感じで。

さて、タバコの本記事について。私はタバコのにおいは大嫌いだし、非喫煙者です。マナー違反の路上喫煙者やポイ捨てをする連中にはある種の殺意すら覚える一方で、昨今の喫煙者への制約の多さはひどいと思っています。マナーをちゃんと守っている喫煙者を憎んでいるわけではないので。

たとえば「喫煙者に配慮した喫煙者専門の飲食店」とかもっと出来たらいいのになとは思います。住み分けが出来てこその「多様性の相互理解」でしょうから。

だから移民政策はよろしくなくて、あくまでもすみ分けた上での相互理解とすべきなのでしょうな。

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多様性を考える

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。