見出し画像

2022年4月より当院に新たに3名の医師が加わりました。
内科の倉科先生、皮膚科の松井先生と梅森先生です。
エールホームクリニックのドクターチームは、この3名の仲間を迎えることで大きくパワーアップしたと感じています。
医師数が増えてマンパワーが増強されたことはもちろん、それ以上に医師と医師とのちょっとした会話や交流を通じて生まれてくるシナジーの効果は大きいです。

内科の倉科先生は呼吸器内科が専門です。
大学病院勤務時代に同じ病棟で一緒に働いたことがありますが、皮膚科に入院中の患者さんに肺炎を併発してしまった際などには大変お世話になりました。
現在は専門の呼吸器疾患以外にも診療の幅を広げるべく、リウマチ性疾患についても田村先生、伊藤先生指導の下、日々研鑽をされています。
田村先生、伊藤先生も後輩ができたのがとても嬉しいようで、より生き生きと診療されているようにみえます。
これもシナジー効果の一つのかたちなのかもしれません。

皮膚科の松井先生は青森県から来られました。
実は、皮膚科ではちょっとした塗り薬や道具の使い方、治療時の工夫などは医師個人の間でも幅があるのですが、特に地域間では差が大きいことが知られています。
松井先生の診療をみているとそのことを実感し、とても勉強になります。
梅森先生は、スーパー皮膚科医です。
皮膚がんからアトピー性皮膚炎、乾癬などに対する生物学的製剤まで幅広く、かつ深く専門とされています。
常にあたらしいことにチャレンジする姿勢を持ち続け、バイタリティあふれる梅森先生は、僕の尊敬する先生の一人です。
お二人の診療を間近でみていると自分自身まだまだ学ぶことしかないことを痛感します。
もし、一人で開業していたら決して得られなかった環境だと思います。
この恵まれた環境を無駄にしないよう、これまでの経験や固定観念に縛られることなく、まず取り入れてみる、というマインドセットをもつことが、自らの診療スキルアップにつなげる上でもっとも大切なことなのだと感じます。

一般的にシナジー診療というと、異なる診療科の連携によって患者さんによりよい医療を提供する、といったものを想像します。
それだけでなく、同じ診療科内でもシナジー診療は生まれます。
それぞれのドクターの得意分野を活かしつつ、ナレッジを共有し、時にはいいとこ取りをしてエール独自の診療スタイルを構築していくこともシナジー診療の一つのかたちであると言えるのかもしれません。

こうして新たな医師の仲間3名を迎えられたことをとても嬉しく思います。
それぞれの個性を埋没させることなくシナジーにより力に変え、患者さんによりよい医療を提供できるよう日々研鑽したいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?