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私が長岡に来て2ヶ月が経とうとしています。
本当にあっという間でした。

忙しかったのはもちろんですが、あまりにも楽しく夢中で仕事をしていて、時が経つのを忘れてしまっていたのかもしれません。
例えれば、子供のころジグソーパズルで遊んでいたときの感覚に似ています。

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この2ヶ月間は、自分が多くの人と繋がっていることを強く実感できた期間でした。

例えば普段の診療において、「風邪をひいた患者さまが家族で内科と小児科を受診する」や、「喘息で小児科を受診のついでに皮膚科を受診する」という患者さまや家族にお会いすることが増えてきました。
当クリニックでは内科、皮膚科、小児科が集まっていて、乳幼児からご高齢の方まで幅広い年齢層に対した診療体制を整えています。
しかし当クリニックの場合、ただ複数の診療科が集まっているだけではありません。
医師、看護師、検査技師、事務スタッフ全員が信頼しあい、繋がっていることで、手続きを最小限にし、素早く複数科の診療につなげてくれています。
集まっていることと繋がっていることとは違うのです。

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また、先日始まったコロナウイルスワクチンの予約にあたっては、スタッフ全員がフラットな立場から知恵を出しあいました。
互いの仕事量や得意分野を見定めて話し合い、結果として最良の予約システムができました。おかげで今のところシステムダウンすることなく、すでに8000件以上の予約を処理できています。
スタッフが集まっているからではなく、ほんとうの意味で繋がっていて、最高のシナジー(相乗効果)を生んだことを感じました。

最近では、クリニック外の方たちとも繋がる機会が増えてきました。
先日は長岡造形大学の先生と学生さんが来てくださり、「医療×ものづくり」を進めています。
私にものづくりはできませんが、造形大学の皆さんと繋がることで新しいことに挑戦する機会となり、自分の世界が広がっていくように感じています。

私たちは「シナジー」(相乗効果)をテーマにしています。
みんなで高め合い、新しい価値を創って世界を広げていくのがテーマです。
一つ一つは小さなかけらでも、集まって、繋がって、形になったときには新しい価値が生まれます。きっと、かけらが多ければ多いほど価値があり、達成感があるのだと思います。ジグソーパズルと同じです。

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小児科のスタートから約2ヶ月、まだまだ患者さんと繋がっているとは言えないかもしれませんが、少しずつ顔見知りの方も増えてきました。
患者さま、スタッフ、学校など、多くの人との新しい繋がりができることがとても嬉しいです。
私自身も1つのパズルのピースになり、少しでも多くのピースをつなげるように頑張っていきたいと思います。

アセット 5


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