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はじめに

皆様、新年明けましておめでとうございます。
エールホームクリック院長の伊藤朋之です。
医師になって約20年、リウマチ・膠原病や総合内科を専門としています。
前職の長岡赤十字病院では14年近く、さまざまな病気の患者さんを広く診てきました。その経験を活かして当院では、リウマチ・膠原病はもちろん、風邪や気管支炎などの感染症、高血圧、糖尿病や高脂血症、痛風など生活習慣病の予防・治療、慢性腎臓病に加え、喘息などの総合内科診療を積極的に行っています。

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職人とテクノロジーの融合

患者さんを診断して治療するにあたり、医師は学んで知識を身につけ、まずは適切な問診と診察を心がけます。
適切な診察を行うには、まずは経験が必要です。たとえば関節リウマチの診断に際し、医師は関節を見て触れて診察し、少なくとも1つ以上の関節に腫れがあるかを確認します。さらに治療の開始後は、腫れや痛みが改善しているかを評価します。リウマチの専門医は多くの患者さんに接して経験を重ね、自信が得られることにより、職人芸ともいえる関節診察のテクニックを身につけます。

経験を積んだ専門医とはいえ、時には、判断に迷うこともあります。

医療分野のテクノロジー進歩は目覚ましいものがあります。
超音波を活用した関節のエコー検査はその典型です。表面上ではわからない時に、関節内部の炎症をビジュアルで確認できれば、関節リウマチの正しい診断・治療につながります。
確実な診断と適切な治療のためには、検査を欠かすことはできません。
当院には最新の検査機器が備わっており、それを駆使する3名の検査技師が在籍しています。血液検査、尿検査、レントゲン、心電図に加えて、動脈硬化や血管の詰まりを調べる血圧脈波検査、喘息診断を補助する呼気一酸化窒素検査、肺機能検査など、大きな病院と変わらないレベルの検査を迅速に行うことができます。血液検査は一般的なものであれば、結果をお知らせするまでに約1時間。結果を聞くためだけの再来は不要です。エコー検査は関節、腹部、甲状腺、頸動脈など、あらゆる部位に対応し、急な腹痛など、緊急検査が可能です。不整脈が疑われる方にはホルター心電図、睡眠時無呼吸が疑われる方には簡易ポリソムノグラフィー検査を行います。私たちは、専門医の知識・経験と高いレベルの検査による「職人とテクノロジーの融合」をめざしています。

先端治療を身近に

関節リウマチは、30~50代の女性に多い身近な病気です。免疫システムの異常により関節に炎症が生じ、朝の手指のこわばり・むくみ等の症状から始まり、関節が腫れて痛み、進行すると軟骨や骨が壊れ、関節の機能が失われます。
かつては難病と言われていましたが、15年以上前、悪化にかかわる物質を抑える生物学的製剤が登場して以来、治療は劇的に変わりました。
より早期に診断して治療を開始すれば、症状がなくなり、お薬の減量や休止も期待できます。
クリニックでは、関節リウマチや膠原病の先端治療を安心して受けていただけます。

お体の様々な症状、悩み、不安に対応いたしますので、まずはお気軽に受診してください。

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伊藤 朋之(いとう ともゆき)
内科医師/エールホームクリニック院長
茨城県水戸市生まれ
富山医科薬科大学医学部 卒業
富山医科薬科大学病院、関連病院を経て長岡赤十字病院で内科医として研鑽を積む。元長岡赤十字病院リウマチ科部長、総合診療科部長。
総合内科専門医(日本内科学会認定)
リウマチ専門医・指導医(日本リウマチ学会認定)
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