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ドクターズコラム

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メディカルビットバレーの医師たちが、自身の想いや伝えたい医療のハナシなど、コラムでお送りします。
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#クリニック

2024年度にむけて

遅めの桜の開花を迎え、子どもたちと一緒に花見を楽しんだと思ったのも束の間、あっという間に…

最近読んだ本について

最近読んだ本で面白いと思った本の一つが『成功者の告白』(神田昌典著)です。 最近、ほとん…

組織化せよ

今、当医療法人では「組織化せよ」という標語を掲げています。 昨年10月に長岡駅前にエールホ…

子宮頸がんワクチンとキャッチアップ接種~接種開始するなら、9か月以内に~

子宮頸がんは、女性がかかりやすいがんの一つで、年間約11,000人が子宮頸がんを発症し、約2,80…

節目の年を迎えて

長岡市下柳でエールホームクリニックを開院し、早くも3年が過ぎました。 内科・皮膚科・小児…

今年を振り返って

早いもので、今年も12月になりました。 月並みですが、一年を短く感じます。 年齢を重ねるに連…

皮膚科医としての使命と患者さまへの寄り添い

この度、初めてコラムを担当させていただきます皮膚科専門医の田中真百合です。 メディカルビットバレーが掲げる長岡の地域活性への熱意に心動かされ、2023年10月のエールホームクリニック長岡の開院時から一員となりました。 ご縁あって、歴史あるこの長岡の地で医師として働けることは大変光栄に思います。 すでにたくさんの方に受診していただき、処方薬で治った患者さま、手術で治った患者さま、レーザーで悩みがなくなった患者さまなど、たくさんの方々に出会うことができました。診断から治療まで

疥癬の診断・治療と感染予防策

院内勉強会で疥癬についてお話しました。本コラムはその内容を覚書としてまとめたものです。一…

先見之識

コロナ禍があけ、海やキャンプ、バーベキューなど楽しむ人が増え、去年に比べて日焼けによる皮…

行動開始

長かったコロナ禍があけ、先日久しぶりに屋外ライブをみに行ってきました。 複数のアーティス…

学会発表にて

先日、東京で開催された内科学会、呼吸器学会に参加し、演題を出させていただきました。 内科…

step by step

今回、5年ぶりに日本リウマチ学会学術集会へ現地参加しました。 福岡での開催ということで、日…

注射への備え。

「注射ヤダー!」 小児科で外来をしていて、ほぼ毎日耳にする言葉です。 ほとんどの人がワクチ…

漢方診療について

漢方は約2000年前の古代中国・漢の時代に始まり、5-6世紀ごろ日本に伝わり、日本で独自に発展した医学です。 「日本漢方」あるいは「和漢」ともいいます。 近年、漢方薬はドラッグストアや通販サイトなどで手軽に購入できるようになり、より身近なものとなりました。 複数の市場調査によると、6-7割の人は漢方薬の服用経験があると回答しています。 また、医師を対象にした実態調査では、約9割の医師が漢方薬を日常的に処方していることがわかっています。 かぜ、胃腸炎などの急性症状はもちろん、