「もう!このパターン、変えて欲しい!」と思った時の処方箋(1)
「もう!いつもいつもこのパターン!なんとか変えて欲しい・・・!!」と、思うことってありますよね。
特に家族の行動ぐせについては、何かと思い当たる節があるのではないでしょうか。
「もう!洋服は重ねて脱がないでってあれだけ言ってるのに!」
「もう!ご飯食べ終わったらお茶碗下げてって毎日言ってるのに!」
「もう!トイレの電気は出たら消してって毎回言ってるのに!」
母親業をしていると、ほぼ毎日。
「もう!〜って言ってるのに!」まで含めて、いつものパターン。
笑うに笑えない話です。
でも実は、これらのエピソードは、「パターンを変える能力」、つまり「習慣化力」を鍛えるための問題集のようなもの。
ちょろっと分析してみることで、自分自身のパターンを変えたい!と思った時に、ものすごく役に立ちます。
問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。
スティーブン・R・コヴィー/「7つの習慣」より
できることなら、自分は変わらず、相手の行動が変わって欲しい・・・!
どうしてもそう思いたくなるものです😭
でも、あのコヴィー博士もこう言ってるし、日本にも「人のふり見て我がふり直せ」なんてことわざもある。
・・・というわけで、今日はこんな”問題”を解いてみようと思います。
いつものパターンを書き出す
まずは、なんとかしたい!と思っている「いつものパターン」を書き出してみます。
一問一答形式で出していくとスムーズです。
Q1 変えたいと思っている結果は何ですか?
いつものパターンの中で、変えたいと思う「結果」があると思います。
それを、「誰々が〜してくれない」という文ではなく、「いつ、〜が、〜という状態」という事実を表す文にして、書き出します。
A1 夕方、子供たちのランドセルが、玄関にある
という感じです。
これを、「現状の結果」とします。
続けて、2問目。
ーーー
Q2 何の制限もないとしたら、その結果は、どうなっていると良いですか?
自分が望んでいる結果を、これも「事実を表す文」にして書き出します。
何の制限もないとしたら、というのがポイントです。
A2 夕方、ランドセルが、定位置にある
まだ、子供たちがランドセルを定位置に置く、とは書かないこと!
「いつ、〜が、〜という状態」と言う事実を書きます。
これを、「理想の結果」とします。
現状と、理想の結果との間には明らかにギャップがありますよね。
ギャップを認識したら、現状に視点を戻します。
ーーー
Q3 「現状の結果」に至るまでに、関係する人が起こしている行動はどのようなものですか?
ここでようやく犯人(?)登場です。その人の行動を観察して(思い出して)、ワンアクションずつ書き出してみましょう。
付箋を使うのがオススメ!
A3 関係する人;息子
ドアを開けて、玄関に入る
靴を脱ぎながら、ランドセルを玄関の床に置く
トイレに行く
手を洗う
部屋のドアを開ける
ーーー
とりあえず、ここまで。書き出したものを眺めてみます。
すると、これらの行動の結果、
「夕方、ランドセルが、玄関にある」
「もう!いつものところに置いてって言ってるでしょ!!」と私が言う
と、いうパターンに繋がっていることがわかります。
パターンは、ドミノと同じ
書き出してみるとわかりますが、まるでこれは「ドミノ」。
毎日毎日、このドミノが倒れては、同じ位置に立て直し、が繰り返されているわけです。
では、このパターンをどうすれば変えられのか・・・?
予想がつきますか?
続きは明日。
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