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情念を変える一つの方法は情念を知ることだ

【部屋にモノが散乱している】という事実。
それに対して、頭の中でこんなぐるぐるが起きることってありませんか?

【部屋にモノが散乱している】
 →不快
 →片づけなきゃ
 →嫌だ
 →嫌なことは、やりたくない
 →やりたくないことは、やらない方がいい
 →片づけない
【部屋にモノが散乱している】

これが「いつものパターン」になっているのなら・・・

事実は、エントロピーの増大の法則に従って、さらに少しずつ散乱していく方向に進んでいくでしょう。

・・・それは困る!!なんとか事実を変えたい!というのであれば、

こんな名言はいかがでしょうか。


■片づくマインド・名言シェア42

情念を変えることは難しい、情念を変える一つの方法は情念を知ることだというわけです。

ピエール・ブルデュー


先ほどの例の場合、「情念」に当たるのは、この太字部分だと思います。

【部屋にモノが散乱している】 
 →不快(情)
 →片づけなきゃ(念)
 →嫌だ(情)
 →嫌なことは、やりたくない(情)
 →やりたくないことは、やらない方がいい(念)
 →片づけない
【部屋にモノが散乱している】

敢えて、情(感情)と念(思考・思想)に分けてみました。


こうして眺めてみるとどうでしょう?

まさに今、「情念を知る」ことができたのではないでしょうか。

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書き出して「知って」しまえば、自分の情念は変えることができるものに見えてくるかもしれません。


あなたにとって、一番「変えられそうな」部分はどこでしょう?

【部屋にモノが散乱している】 
 →不快(情)
 →片づけなきゃ(念)
 →嫌だ(情)
 →嫌なことは、やりたくない(情)
 →やりたくないことは、やらない方がいい(念)
 →片づけない
【部屋にモノが散乱している】


私だったら・・・

→やりたくないことは、やらない方がいい(念)

ここなら、変えられそうだな、と思います。


なぜなら、「最初はやりたくなかったけど、やっているうちに面白くなってきて、好きになった」という経験がいくつかあるからです。

そこから、
「やりたくないことは、やってないから」かも?
「好きになるまで続けていないから」かも?
という考えがうっすら思い浮かんだりするんですよね。

というわけで、こんな言葉にチェンジしてみます。

→やりたくないことは、やってみた方がいい(念)


そうなると、なんだかやらないことが「もったいない」という気持ちが出てきて、「しゃ〜ない、やってみるか〜」となる。

で、行動に結びつく、というわけです。


情念を書き出し、知り、自由に扱えるようになったら、まさに人生が変わります。

(それこそ、けっこう時間はかかりますが)


本気で片づけ習慣を身につけたい方へ

頭の中がごちゃごちゃしていて、もうイヤ!!となっている時、目に見える「モノ」の片づけや掃除に没頭すると、不思議にスッキリするものです。

まず、モノを片づけて、先に「スッキリ感」を得る。
それから、思考や感情の片づけに取り組んでみる。

3ヶ月あれば、その両方にトライできます。


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