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初めての彼


以前、LINE BLOGに書いた記事を加筆修正しました。



私に初めての彼氏が出来たのは中二の時。


クラスメートの男の子。
少し変わった子で、あまり人とつるまずクラスの中では特に目立つ感じでもなかった。

私は、そんな彼が何だか気になって、自分から積極的に話しかけていたように思う。
そして仲良くなって、学校外でも気の合う仲間と一緒に遊んだりする仲に。

そうしてる内に、どちらから言ったのかはもう昔のこと過ぎて忘れてしまったけど、付き合うことになっていた。


その頃は、お家の固定電話しかない時代だったので、親に許しを得て電話したり、たまにそれぞれのお家に遊びに行ったり。

私が通ってた塾が、彼のお家の近くなので、よく迎えにきてくれたりもしていた。

ある日、塾の先生に呼び出されて
『お前の彼氏、迎えに来るのはいいけど、後輩達が彼氏のこと怖がってるから何とかしろっ』
と注意されてしまったことがあった。

彼は、不良達とつるんではなかったけど、1匹狼の悪そう坊主。
周りからは一目置かれる存在だったらしい。私には、いつも優しかったので、怖いなんて思ったこともなかったけれど。

塾の先生に注意されてから、彼にお迎え来る時は、愛想よくするようにお願いした。

彼が、当時人気があったBUCK-TICKファンだったため、私もいつの間にか好きになってた。
BUCK-TICKがきっかけで、V系のバンドにハマり、バンギャへと成長した話しはまた別の機会に。


そんな彼と、理由は忘れたけど中3になる頃に別れた。
きっと、自己中で好きになったら依存してしまう私が重くなったんだと思う。

中学卒業して、彼はお家の事情で引っ越してしまい、その後2度と会うことは無かった。

未だに心のどこかに残っとる初彼。
いつか会ってみたいという気持ちもある。

色んな事情を抱えて、どこか影のあるような人だったけれど、今は幸せになってて欲しい。


#恋バナ #過去の話 #自分振り返り #自分語り #エッセイ

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