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失恋



私には、4歳になる甥っ子がいます。
2番目の妹の子供。
子供のいない私にとっては、1番身近にいる子供。
私のことをとても好いてくれ慕ってくれる愛しい存在。


甥っ子は、最近色んな言葉を覚え、カタコトながらもよく会話が出来るようになってきました。


先日、久しぶりにお出かけした際の車中でのこと。


甥っ子の電話ごっこに付き合っていた時のこと。

何度目かの電話で、
「もしもし、私の大好きな○○くんですか?」
と私が尋ねてみました。

その問いに甥っ子は、少しハニカミながら、でも申し訳なさそうに
「ボクはまだ子供だから」
と答えたのです。

言葉足らずだけど、子供だから大人の私の気持ちには応えられないという風に私は受け取りました。


私は、甥っ子にフラれたのです。

いつの間にか、好きという言葉が、特別な感情があることを甥っ子は知ったのでしょうか。
そして、40歳も離れた私のことをどこか異性として意識しているところもあるのかもしれません。

甥っ子の成長に微笑ましくも、フラれていることに少し複雑な気持ちになった私でした。笑い話だけれども。

甥っ子は、こうやってこれからどんどん色んな世界を見て、色んなことを知って成長していくのでしょう。
甥っ子から益々目が離せません。


因み甥っ子曰く、結婚するのはパパとママだそう。

この答えはこどもらしい。
甥っ子が大人になるのは、まだもう少し先の話しのようです。


#甥っ子  #大切な家族 #愛すべき家族の話し #エッセイ 

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