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The Sound of Silence/サイモン&ガーファンクル







1ヶ月ほど前から頭の中をグルグルしている曲がありまして。
気付くと鼻歌でふふふ〜ん🎶とやってしまうありさまで。
{そういえば、これなんの曲だっけ?}となり、昨日やっと調べてみたのです。


サイモン&ガーファンクルの
「The Sound of Silence」でした。



どちらかというと私ではなく私の親たち世代の音楽ですが、今も多くの方が聴き覚えある曲ではないかと思います。




ずっと頭の中で同じ曲がグルグルしたりする時は、大抵何か必要なメッセージが届いていることがあるので、英語が分からない私は和訳の歌詞を調べてみました。


Hello,darkness,my old friend,
やあ、夜の闇、我が古き友よ
I've come to talk with you again. 
きみとまた話に来たんだ
Because a vision softly creeping, 
というのも、ある幻影がそっと忍び込んできて、
Left its seeds while I was sleeping.
寝てる間に種を置いて行ったんだ
And the vision that was planted in my brain still remains, 
頭に植え付けられたその幻影はまだそのままだ  
Within the sound of silence 
沈黙の世界の中で


In restless dreams,I walked alone, 
途切れる事の無い夢の中、僕は歩いていた
Narrow streets of cobblestone. 
狭い敷石の道を
'Neath the halo of a street lamp,I turned my collar to the cold and damp. 
街灯の光の下、僕は寒気と霧にすくんで、襟を立てた
When my eyes were stabbed by the flash of a neon light that split the night 
夜を切り裂くネオンライトの燦めきが目に突き刺さった時、
And touched the sound of silence 
僕は沈黙の世界に触れた


And in the naked light,I saw ten thousand people maybe more.
裸電球の下、僕は1万かそれ以上の人々を見た
People talking without speaking, 
人々は喋りはするが、語ることはなく
People hearing without listening, 
聞いてはいるが、耳を傾ける事はない
People writing songs that voices never shared. 
彼らが作る歌では、声は何の役割も果たさない
No one dared disturb the sound of silence
誰もあえて沈黙の世界を破ろうとはしていなかった


"Fools," said I, "you do not know silence like a cancer grows.
愚かものたちよ、と僕は言った、君たちは知らないんだ、沈黙がガンのように広がるのを
Hear my words that I might teach you. 
私がこれから教える言葉を聞け
Take my arms that I might reach you." 
私が差しのばす手を取れ、と。
But my words like silent raindrops fell, 
だが僕の言葉は音のない雨粒のように落ちて行き
And echoed in the wells of silence 
沈黙の井戸の中でこだました


And the people bowed and prayed to the neon god they made.
人々は彼らが作ったネオンの神に頭を垂れ祈った       
And the sign flashed out its warning in the words that it was forming.   
ネオンサインはそれが描く文字で警告の光を発した
And the sign said,"The words of the prophets are written on the subway walls and tenement halls." 
それはこう言っていた、「預言者の言葉は地下鉄の壁やアパートの出入り口に書いてある」と。
And whispered in the sound of silence. 
沈黙の世界の中で、その囁き声が聞こえた





なかなか哲学的な歌詞で難解なので、和訳された方の解説も併せて読まれてみると良いかもしれません。 





私に難しいことは分かりません。
ただ、これは私個人に届いたメッセージというよりも、今の世の中に再び届いたメッセージのように思えます。
みんなに必要なメッセージ。




私の解釈で読み取ったメッセージなので正解ではないでしょうが。。。
簡単に言うと「本質を見落としている」というメッセージなのかなと。
与えられた情報を手放しに信じているだけでいいのか、問題の本質はそこではないのではないか、自分の頭で考えることを怠けていないか。
そんな風に問われているよう。




胸にずさりとくるメッセージです。
正に私たちは今、本質を見失ってしまっているとは薄々思っていましたけれど。
情報過多の今だからこそ、しっかり自分たちの頭で考えるということが重要なのかもしれませんね。




メッセージはその人に必要なタイミングで色んな形でやってきます。
メッセージを受け取るアンテナ📡をできる限り広げておきたいものです。


しかし、久しぶりにサイモン&ガーファンクルの他の曲も聴いてみましたが、やっぱり良いですね。
長く愛されるものは、いつ聴いても聴き心地がいい𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ ❤︎



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