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恋せよオカン女子


ワタシは、自他ともに認めるオカン女子である。


育て上げた男は数しれず。。。
と言うと聞こえがいいけれど、要はダメ男を引き寄せてしまう。

ワタシはダメ男製造機なのだろうかととてつもなく悩んでいたこともあったが、当時よくお話しを聴いてもらってたセラピストさんに、
「あなたはダメ男にしてしまっているのではなく、ダメ男が引き寄せられてしまうだけ。」
と言われて少し救われた気がしていた。

まぁ、引き寄せてしまうのも問題なのだけれど。

そもそも、育てがいある男を見つけるとほっとけない性分なのもタチが悪い。
付き合って、オカン女子になって、燃え尽きて、心身ともにボロボロになることも解っているし、止めようと毎度思うのに、学習能力のないワタシは、また育てがいある男を見つけてしまう。

そんな育てがいある男の中にも、稀に成功者となる人もいて。
10年同棲して結婚まで行かず、結局別れたのだけれど、未だに親友のような関係が続いている元彼は、夢を叶え司法書士になり、もうすぐ個人事務所を開業する。

これはとても喜ばしく、親心のように元彼を見守っている。

未だに独身だし、育てたのはわんこと男だけなのに、すっかり子育てのエキスパート気分でいるワタシ。
本当に子育てをされた方々からはお叱りを受けそうだけれど。


因みに、オカン女子に引き寄せられる男の共通点として、母親とのブロックに囚われている人が多い気がする。

ワタシが見てきた男たちは、大抵母親から充分な愛情を受けておらず、母親の愛に飢えていた。
成功者となった元彼は、母親とのブロックが解除されたので、それも成功に繋がった要因だと思う。


母親とのブロックを解除するには、本人が気付いて行動しなければいけないけれど、気付くところまで手を引いてあげる人の力も必要。
育てると言ってもコントロールしてはいけない。
あくまで、サポートしてあげるだけ。
これがオカン女子の心得だと思う。


ただね、オカン女子も程々にしないと疲れきってしまうのだ。
ワタシだって甘えたいし、弱音を吐きたい。
助けられたいし、頼りたい。

今も尚、育てがいある男を引き寄せてしまいがちだけれど。
オカン女子は少し控えつつ、素のワタシを愛して貰えるように努めようと思う。


いつか、成功したオカン女子になるために。
そして、同じ様な悩みを持った方の何かの気付きになればいいな〜。



#オカン女子 #恋愛 #都合のいい女とオカン女子は紙一重 #エッセイ

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