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死との約束


#アガサクリスティ 原作、 #三谷幸喜 脚本、 #野村萬斎 主演のスペシャルドラマ #死との約束 を視聴しました。


フジテレビホームページより。



こちらは、読書好きが集まるLINEオプチャで放送されることを知りました。
アガサ・クリスティの原作で、脚本は三谷幸喜、ポワロ役は野村萬斎ときたら面白くない訳がないっ!と期待を胸に膨らませて視聴しましたが。。。


期待以上でした!(驚)



このスペシャルドラマ、私は知らなかったのですが実は3作目なのだそう。
前の2作も、キャストを見ただけでも期待できるのではないかと思います。



もちろん、前の2作も観るしかないでしょう。


さて、今回の死との約束の話しに戻ります。

。* ❤︎… あらすじ …❤︎*。

「分からないのか、こうなったらもう殺すしかないんだっ」
名探偵・勝呂武尊(野村萬斎)は休暇で訪れていた熊野古道のホテルで、その場に似つかわしくない物騒な言葉を耳にする。
事件はこの時、すでに動き始めていた・・・。
翌日、朝食をとるためにホテルのラウンジに向かうと、そこで医学書を読んでいた医師の沙羅絹子(比嘉愛未)の姿を目にし、声をかける。
沙羅は勝呂のことを新聞で見て知っていたため、二人はすぐに打ち解ける。

そこに、本堂家の夫人(松坂慶子)、次男の主水(市原隼人)、長女の鏡子(堀田真由)、次女の絢奈(原菜乃華)がやってくる。
どこか異様な雰囲気をかもしだす夫人は、やってくるなりホテルのスタッフをどなりつけ、子どもたちにはあれこれと命令し始める。
さらに遅れて、長男の礼一郎(山本耕史)と妻の凪子(シルビア・グラブ)もやってくる。
夫人の言動は、まるで一家の独裁者のようで、子供たちはみな完全に彼女の支配下に置かれていた。
その風変りな家族の様子に、勝呂はあっけにとられてしまう。

一家と古くからのつきあいがあるという男・十文字幸太(坪倉由幸)によると、主である本堂氏が、家族が一生遊んで暮らしていけるほどの十分なお金を残して死んだため、本堂家は家族全員で日本中を旅しているのだという。

。* ❤︎… …❤︎*。。* ❤︎… …❤︎*。


この作品を観て、改めて野村萬斎という役者の素晴らしさを知ることとなりました。
原作のポワロ、既に映像化されたポワロをだいぶ研究されたことがとても伝わってきます。

そして、三谷幸喜の脚本もやはり素晴らしい。
私は、原作を読んだことないので忠実に再現されているのかはわかりませんが、この作品を観たことによって、原作を読まねば!という気持ちになっているということは、原作の魅力を存分に引き出せているのではないかと思います。


物語へと話しを戻しますと。。。
殺害された本堂家の夫人は、自業自得としか言い様がないのですが。
そんな人に翻弄されてしまうと悲しい結末が待っているんだという戒めも含まれているような気がします。

こういう暴君の様な人、自分の周りにもいませんか❔
私はいます。
支配されたフリはしても、心まで支配されないように気をつけたいと改めて思いました。


いやもう原作も読みたいし、このシリーズの前の2作も観たいし、頭の中が忙しくなってワクワクが止まりません(汗)

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