続・咳止めの薬って、、、薬剤師のホンネ
前回、アスベリンっていう、とっても有名な咳止めの薬について、ほんとに効くのか怪しいことを疑ってみた。
「添付文書」っていう簡易的な説明書によると、「ヒト」じゃなくて「イヌ」の情報がワンフレーズあるだけだった。
ただ、さすがに添付文書だと情報量少ないので、「効かない」レッテル貼るのには早すぎるから、今回は「インタビューフォーム」っていう、もっと詳しい説明書を眺めてみた。
結果は、
なんと、
またまた「ヒト」に関するデータなし!!
うーん、さすがに昔に薬。
大したデータのないものが、惰性で売られ続けて、
「効く」
と思い込まれてるような気が、、、
ちなみに今回みたいに、公的な文書にエビデンス(要は論拠・証拠)がない場合って、論文とかを調べてみるのが良いんですよね。
お正月が明けたら製薬会社に開示の依頼をしてみよう。
製薬会社のデータにアクセスできるのは、医療機関の特権なり。
ちなみに、今回参考にしたのは、インタビューフォームのうち以下の項目です。
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