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自殺はなぜいけないか?(ヨーガの視点から)

「自殺はなぜいけないか?」

例えば、子供に説明する場合、どのように説明します?
今回は子供用の説明ではないのですが、大人用の説明、ヨーガ(サーンキャ哲学)からの視点です。

ヨーガでは、自己というものは唯一、精神原理であるプルシャのみです。後は全て宇宙側(自性:プラクリティ)に属します。ですから、身体は宇宙からの借り物であるため、それを害してはいけないということです。

宇宙には宇宙が生成発展する宇宙の流れがあり、その流れを止めるのはよろしくない、ということです。

説明しなくても他殺はいけないことはわかると思います。

ヨーガの原理からすると、自殺と他殺は同じことになります。
前述したように、自己とは精神原理のプルシャのみであり、後は全て自己のものではないことになりますので。

つまり、自分の身体も他人の身体も宇宙側に属しますので、自殺も他殺も、その宇宙の働きを止めてしまうことになります。

「自分の身体だから、どうしようと自分の勝手である」

というのは、ヨーガの視点からは間違った考え方なのです。

ですから、ご自身の身体や命を大切にしてください。

けどね、私、自殺したい人の気持ち、少し分かるというか、私自身も結構あったりしますw

だって、生きるって面倒じゃないですか。

お金稼がないといけないし、

税金払わないといけないし、

この世に生きていると、色々と面倒なことが多いです。

それでいて、悲惨なこと、不条理なことも起こりますし。思い通りにならないこともありますし。
(そこそこ苦労はしましたが、この辺りは、割と私は前向きですが)

子供の頃は、死ぬのが怖い、死にたくないって考えたこともあるんですけどねw

けど、せっかく奇跡的にこの世に生まれて来たのですから、宇宙の働きを止める側ではなく、宇宙の働きを促進させる側に立って、前向きに生きていこうではありませぬか!

せっかく宇宙から与えられた命ですから、より宇宙貢献できるように生きようではありませんか。

生きるってのは奇跡の連続だと思うんですよね。

で、誰でも死ぬべき時は必ず来ますので、なるべく自然に死んでいこうと思っています。


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