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世代間の確執の解消!(昭和な人と揶揄される中高年 と 未知なる生物と呼ばれる若者)

今、といっても数年前からですが、私の職場では、中高年のベテラン従業員と新人従業員の間で、大きな確執があります。

価値観 や 考え方(それぞれの"常識")の違いとでも言いましょうか、ビジネス 及び 生活スタイルが、全くかみ合わない状態です...。

生活スタイルはさておき、ビジネススタイルの不整合は、組織パフォ-マンスに非常に影響を及ぼすので、その打開に取り組んでみました。

ポイントは、相互理解・尊重です。
この相互理解・尊重の克服のため、「いま時!」 と 「今さら!」をキーワ-ドに、中高年の従業員 と 新人従業員との対話を行いました。

@@@ 中高年の従業員各位へは... @@@
<いま時!>の克服
"いま時の若い者は!"と言いたい気持ちを少し抑えて、ご自身の若い頃を思い出していただきたい。
ご自身が、新人従業員の頃、当時のご年配の方々から、同じように
"いま時の若い者は!"と言われませんでしたでしょうか?
程度 や 状況は異なりますが、時代が変われば、育ち方、考え方も異なります。納得や理解が困難な場合は、客先のニ-ズとして捉えてみてください。お互い、直ぐに受け入れることは困難かもしれませんが、若い世代の考え や 行動の否定は、控えましょう。

<今さら>の克服
"パソコン、スマ-トフォンなどの端末は、良く分からない!"
"今さら勉強する気などない!、学ぶ気になれない!"
と言われますが、その言動は、新人従業員等の失笑・冷笑をかってしまいます。今、パソコンやスマ-トフォンなどの端末で、自動処理などがなされている事項を、皆様は、アナログで対応されてきました。
つまり、その知識や能力があれば、パソコンやスマ-トフォンなどの操作を少し把握いただくだけで、あっという間に対応ができてしまいます。
皆様が、その知識や能力を身に付けるに至った努力と比べれば、パソコンやスマ-トフォンなどの操作の体得など、全く問題ではありません。
これらの端末を使いこなすことは、新人従業員とのコミュニケ-ションの向上に直結する場合があります。

@@@ 新人従業員各位へは... @@@
<いま時!>の克服
"昔は..."とか"我々の若い頃は..."とか小言や説教を受け、
"いま時、昔話かよ~"とか"いま時、パワハラじゃないの?"
と思われるかもしれませんが、少しだけ考えてみてください。
今の日本,会社,事業場,工場を構築・維持してこられたのは、中高年の従業員の皆様方です。
少し押し付けが強い部分もありますが、歴史(経験)の講和として、または、今後の人生における判断基準の一情報として、リラックスした状態で、聞いてください。

<今さら>の克服
明日から、挨拶をしましょう。
コミュニケ-ションの玄関であり、従業員としての業務開始の掛け声です。
"今さら、そんなことで、何がどう変わるわけでもない!"
と思われがちですが、まったくそんなことはありません。
挨拶は、最も短い会話・対話です。
家族や仲の良い友人などは、挨拶だけで、体調や気分が把握できたりするのはそのためです。
挨拶を、決して軽んずることなく、まずは、業務の一環として、明日から実践ください。

~~~~~~~~  そして、3ヶ月が経過し...  ~~~~~~~~

徐々にですが、
〇相互に理解をするように努めるさま
〇互いに認め合うさま
が垣間見えるようになってきました。

また、色々考えて、実践して、お伝えできるような実績がでたら、掲載させていただこうと思います。

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