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好きなゲームを語る。そして作る。「ELDEN RING」編

普段専門学生としてゲーム開発について学びながらプライベートでもゲーム開発をしている上村彪流と申します。
第2回目の記事では「ELDEN RING」について語りながら、実際に「ELDEN RING」から影響を受けてゲーム内に落とし込んだ機能などを紹介していきます。なぜ今回「ELDEN RING」を取り上げたかといいますと、私が直近でプレイした3Dアクションゲームが「ELDEN RING」だったからです。私にとって初めてのフロムゲーではあったのですが、大変楽しませていただいたので軽い紹介もかねて記事にしていこうと思います。
「ELDEN RING」は現在世界1340万本の実績を達成する異例のヒットで、ゲームの難易度が下がり続けている現代には珍しい、何度もゲームオーバーをくり返しながら攻略していく「死にゲー」と呼ばれ親しまれ、再び挑みたくなる絶妙な難易度設定などが世界中を虜にしています。
筆者も初めての死にゲーに苦戦し、何度も挑戦を繰り返している内に3時間を越えるほど死闘を繰り広げるなんてことは頻繁にありましたが、苦になることは決してありませんでした。その理由としてボスを倒すことで得られる達成感やアドレナリンが尋常ではなく、今まで苦戦していた時間なんてなかったことにできるくらいの達成感を得ることができるのです。実際に私はボスを倒した際に近隣に響き渡るくらい大声で叫んでしまい家族に怒られた経験があります。最近のゲームは簡単すぎてつまらない、やりごたえのあるゲームを探している、そんな方におすすめのゲームです。
本題に移ります今回私が「ELDEN RING」からゲームに落とし込んだ部分として「敵のロックオン機能」を実装しました。今回は前回のように自分でアレンジして実装するのではなくそのまんま「ELDEN RING」にある機能を実装しました。
アレンジしなかった理由として「ELDEN RING」の「ロックオン機能」がアクションゲームとして完成されているものだと思い、アレンジする必要がないと考えたからです。
具体的な方法として、ロックオンボタンを押した際に一定範囲内の敵をリストに入れるのですが、リストに入れた際に、リストを「プレイヤーからみたローカル座標のx座標」でソートしなおし、ソートした中で一番近い敵をロックオン対象にしています。これによってプレイヤーを基準にした左から順にリスト内に敵が入っており、ロックオンの切り替えも順番どおりに行うことができます。
これはネットで調べても出てこなかったロジックではあるので、自身で制作し、このように記事にすることでアウトプットする機会を作れてよかったです。
市販のゲーム内のロジックを自分で考えながら実装するという勉強方法は私がよくやっている方法で、この方法が一番自分自身のスキルアップに繋がっています。プログラミングの勉強などにつまずいている人は是非この勉強方法を試してみてください。
 
「ELDEN RING」のロックオン、敵の胸あたりに白いアイコンが表示される
「ELDEN RING」ゲーム内画像画像引用 URL-https://eldenring.game-corps.com/archives/2515


個人制作でのロックオン、こちらも同様に白いアイコンを敵の位置に表示さている
ロックオンの動作に関する動画はこちらから(動画だとわかりやすいと思います) https://youtu.be/x6sfJU4GEoY