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「なぜ、Twitterの世界で損保/損サ関係者は仕事を辞めたい系のネガティブツイートが多いのか?」

こんにちは、全国転勤アリの損保/損サマン時代に、男性の育児休業制度が新設されるや否や、全日数を消化しきって人事部にも所属課長にも「オッ、時代の流れで制度は作ったけど本当に取るんだ!?」と良くも悪くも思われたことのある、MBA損保マンです。


本日のテーマは攻めています。

「なぜ、Twitterの世界で損保/損サ関係者は仕事を辞めたい系のネガティブツイートが多いのか?」です。

収拾がつかなくなる可能性がありますが、どうしてもこのテーマを真面目に考えてみたくて、やってみます。

#炎上したくない

※ちなみに私は、ポジティブに仕事を辞めようと思い、霞ヶ関へと転職したので、他の損保垢の皆様の気持ちを分析しています。(勝手に)


本日のラインナップ:

1.損保社員であることを誇れない説

2.損保の中でも損サの仕事が本当に辛い(でも辞めるほどではない)説

3.男性は答えを求め(与え)女性は共感を求める(与える)ものだから説



1.損保社員であることを誇れない説

決定権が誰にもないよ

損保社員とは、損害保険会社の社員です。当たり前ですね。もっと大分類で考えると金融機関の社員です。金融機関と言うと、銀行、証券、保険等ですね。

まずは質問ですが、皆様にとって、現時点で金融機関と聞いて、受け止めは響きはどうなのでしょうか。

少し前、例えば就活生の希望する企業にMUFG、みずほFG、SMBCがトップ5を占領していて、東京海上もトップ10に入っていてという時代がありました。その時に、金融機関と言えば憧れの業界、花形の業界だったのではないでしょうか。

今はどうでしょうか?今も金融業界が人気がないとまでは言えないですが、業界全体的には採用を絞っていますし、決算的にも安泰とは言えない。(大半の業界は同様かもしれませんが)

憧れの業界とは胸を張って言える業界ではないかもしれません。小学生のなりたい職業がYoutuberとかの時代に、金融の社員は地味ですよね。

という訳で、2020年の現時点においては金融の人気が影を差しているのではないか、という観点がまず重要です、これがどのようにしてネガティブツイートに繋がっているのかは後述します。その前に、金融業界の中での損保の立ち位置を確認しておきたいと思います。


・・・これは完全に私の主観ですし、実態を正確に捕えているかは知りませんが、 

銀行>証券>生保>損保 のような世間の目がある気がします。

繰り返しですが主観です。異論反論たくさんあるかもしれません。。💦


だとすると、人気に影が差している金融業界で、その中でも立ち位置が相対的に後ろである損保の社員が、SNSなどの公開プラットフォーム上で目立つ発言をしていいのか?目立ちたくない、そもそも目立てないというポイントはもしかしたらあるのかもしれません。(卑屈?笑)


世界のTOYOTAに代表される超一流メーカー

なんだかキラキラした商社やコンサル会社

成功者のにおいをぷんぷん醸し出している事業家

「好きを仕事に」と毎日楽しそうに過ごしているYoutuber 

どうみても美人の芸能人、有名人、インフルエンサー 


こういった魅力的な面々が幅を利かせるTL(Twitter Land)で、真っ向から損保の仕事の話をポジティブに語るのは、抵抗があるという人もいるのかもしれません。(想像、妄想)

そうなると、やや建設的な議論を意図したポジティブツイートをしようとは思わないのかもしれません。身内受けを狙ったり、身内からの共感を狙うネガティブツイートが多くなるのかもしれません。(こじつけ?)


2.仕事が本当に辛い(でも辞めるほどではない)説

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ネガティブ感がにじみ出ているツイートって色々ありますが、ナンバーワンはどんなものか。

仕事が辛い、辞めたい、ではないでしょうか。

見ていて辛い、なんだか自分のことのように辛い。

仕事を辞める場合でも、前向きに辞めるのと、後ろ向きに辞める

この2種類があると思います。


仕事が物足りないから辞める、他にやりたいことがあるから辞める、給料をもっとUPさせたいから辞める、これらは前向きに辞める例ですね。

仕事がつまらないから(他にやりたいことがあるわけじゃないけど)辞める、同僚とあわないから辞める、業務量が多くて辞める、消極的に他の仕事の方がラクそうだから辞める、これらは後ろ向きに辞める例かと思います。


前向きに辞める人はOKですよね、前を向いているので、後ろ(前職)の悪口を言ったとしても、後味がそんなに悪くない。後ろをもう振り返らなくてよいので。

問題は、後ろ向きに辞めることを考えている人は、前を向くことができないので負のスパイラルに陥りがち、ということです。

例:負のスパイラル

仕事が辛い→私だけが辛い→同僚や取引先に恵まれない→会社が悪い→仕事を辞めたい…

まぁ損保の損サ(保険金支払)の仕事はつらい人には本当につらいんですけどね。示談交渉が辛いんですよね。

他人の起こした事故のもめ事を解決するために、窓口になって加害者VS被害者の関係を取り持ち、時に自分が起こした事故じゃないのに罵倒されたり怒られるような仕事ですし。場を収めるために「スミマセン」って謝ってしまうと、「謝るのなら誠意をみせろ」とか言われちゃう仕事ですし。経験者にしかわからない、つらみたるや、、。

でもでも、でもですよ、

本当に仕事が辛い人は、辞めるとか言えずに会社に来れなくなってしまうので、同僚に「辞めたいんだ」とかTwitterで「辞めたい」とか言えているうちはまだ大丈夫な気がします。(#炎上したくない)

まだ、もうだめだじゃなくて、(少しでも)余力があるからツイートできるんだと思います。なので、TLでネガティブツイートをしている人たちが多いというこの事象は、本当に仕事を辞めちゃうゾーン(もうだめだ)に少なくともまだ、到達していない人たちがたくさんいるということだと仮定したいです。

「仕事が辛い、辞めたい」=「嫌なことがあったんだけど聞いて」、の置き換えで、ストレス解消になるくらいならよいですね。受け取り手(わたし)が慣れればいいいだけなので。

うがった見方をすれば、本当は仕事が好きだけど、ちょっと嫌だなくらいでも仕事を辞めたいとオーバーに言う人がいる可能性も考えられますね。実際の損保の中にいる人達とオフラインでしゃべっていても「私、仕事が大好きなんです」って人よりは「生活のためにこの仕事をやっています」って人が多い印象なので、SNS発信の時だけいいねやリツイートを集めようと嘘を言うことはなくとも、ちょっとネガティブにするといったテクニック的なところがある可能性は考えられます。(人間心理学や行動学の範疇かこの話?)


3.男性は答えを求め(与え)女性は共感を求める(与える)ものだから説

外回りの報告をする女性社員

軋轢を恐れずに言うなら、仕事を辞めたい発言は女性垢に多い気がします。

男性は良くも悪くも、能力があってもなくても、洗脳教育で弱みをみせるな、って両親から叩き込まれているので、たとえTwitter上でも吐き出せないんだと思っています。だから、仕事がうまくいかないと極端な話、誰にも吐き出せずに自殺しちゃう人もいるのでしょう。(せめてツイッターで弱みを呟いてみたら楽になるのかもしれないのに)

女性はコミュニケーション能力が男性に比べて高いとされていて、嬉しいことも悪いことも(その一部が仕事つらいー辞めたいー)つぶやいたりするのかなと思っています。

脳科学の観点で検証するなら(こんなことをするのは私くらい?)。

男性は問題を解決することに重点を置くが、女性は自分の気持ちを吐き出すことに意義を感じる男性脳女性脳の違いがあって、損保アカウント(垢)でTwitterをやる意義に限定して考えると、ツイッターで何かを発信して世界が変わることはそんなにないから男性の垢はそもそも少なくて、仕事のちょっとした憂さ晴らしを匿名で発信したい女性が多くて、コミュニケーションをたくさんとりたい女性はつらいことも隠さずに発信しちゃうわけで、前述のとおり誇れる業界でも誇れる仕事でもないから、身内ネタで少し盛り上がりたい、と言う人がネガティブツイートを多くしてしまう、ネガティブツイートに共感力高い女性がリツイートしていくしいいねも集まる、ネガティブツイートが損保/損サで多くなる。(ロジック弱め?)

まとめると

ここ重要プレゼン

ここまで3つの観点で検証してきましたが、完全にテーマ選びに失敗したな、と気づきました。💦

どうやってもポジティブな結論にならないです、これ。このテーマ。

本当は、損保・損サアカウントのネガティブツイートが多い気がするので、ポジティブに変えていきたいなと思って、そもそもなんでネガティブツイートが多いんだろう、考えてみようと思ったのがきっかけだったのですが。難しいな。また少し時間をおいて、再度取り組もうかな。


・・・以上、まとまりませんが、現場からは以上です。