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MBAの『弱い紐帯の強み』(社会実験)
MBA交流クラブとは?
MBA交流クラブとは、日本全国のMBAホルダーおよび現役学生が集う日本最大級のWebコミュニティーです。
中央大学のMBA学生コミュニティーからスタートし、現在は国内外20校のMBA大学院から約3,000名が所属するコミュニティーに成長しました。
「MBA交流クラブ」はFacebook コミュニティーですが、『検索不可』『招待制』という普通の人には絶対に辿り着けないコミュニティーです。
なぜ、こんなコミュニティーを創ったのか、お話したいと思います。
『弱い紐帯』とは?
弱い紐帯とは、Granovetterによって示された概念であり、自分とは離れた環境に過ごす、稀にしか会うことのないゆるやかな関係性を指します(Granovetter, 1973)。
この弱い紐帯に関して Granovetterは、新たな職を探し転職しようとする際において、実質的に役立つ情報を提供するのは、生活環境を同じくして密接に接触する相手(すなわち強い紐帯)よりも、所属しているコミュニティの知り合いや、たまにしか会うことのないやや縁遠い知人からであることを主張しました(Granovetter, 1974)。
つまり、弱い紐帯との接触によって、すなわち自身が所属する組織やコミュニティ内では通常出会うことのないグループや個人との橋渡しがなされることによって、これまでは得られなかった新奇な情報へのアクセス、そして新しいアイディアの発生がもたらされることを示唆しています。
Granovetter, M. S. (1973). The strength of weak ties. American Journal of Sociology, 78, 1360–1380.
Granovetter, M. S. (1974). Getting a job: A study of contacts and careers. Cambridge, MA: Harvard University Press.
つまり、
『自分とは離れた環境に過ごす、稀にしか会うことのないゆるやかな関係性を築くこと』
⇩⇩⇩
『これまでは得られなかった新奇な情報へのアクセス、新しいアイディアの発生を生み出す』
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MBAを繋ぐ『弱い紐帯』
MBAの各大学院では、様々なコミュニティーが発生しているかと思います。同じ授業を受ける、グループワークで一緒に課題に取り組む、授業の後に飲みに行く…
強い紐帯が築かれているかと思います。
そこで、各大学でクラスタ的に発生しているコミュニティーを弱い紐帯で繋げるコミュニティーがあったら、どうでしょうか?
まさに、イノベーションが生まれる交差点になると思いませんか??
![](https://assets.st-note.com/img/1676208097528-77OXaXtzi8.png?width=800)
この『弱い紐帯の強さ』の実証実験として立ち上げたのが、MBA交流クラブです。
日本全国のMBAホルダー全員が弱い紐帯で繋がったらどうなるのでしょうか?
その答えは我々の活動の先にあります!
「この場でしか会えない人」「この場でしか言えないこと」「この場でしか見せられない自分」
曝け出して行きましょう!!!!!!!!
周りにMBA交流クラブにまだ参加していないMBA在学生/修了生がいたら、ぜひ招待して仲間に誘ってみてください。
最高に面白いマリアージュが生まれるかも!?!?
ここはMBA専用の人間交差点。
![](https://assets.st-note.com/img/1676209236823-Eb6W6lnuyK.png)
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