【読めるラジオ】MBのトレンドレポート 第12回ゲストはGSOホールディングス株式会社 折原仁さん #012
MB:皆さんこんばんは。MBです。このMBのトレンドレポートは、僕の専門領域であるファッションやビジネスだけでなく、ニュースやカルチャー、エンターテインメントなど、その時注目のトレンドをゲストとともにトークします。
馬場ももこ:こんばんは、馬場ももこです。今週もあなたのビジネスのヒントになるトークをお届けします。
馬場ももこ:MBさん、なんかリフォームとかしたことありますか。
MB:リフォーム?お家の?ないんですけど、ただ地震があったじゃないですか。
あんまり、報道されてたりされてなかったりするけど、新潟市も結構打撃を受けて...
馬場ももこ:西区の方なんか液状化されてましたしね。
MB:そう。で、うち、親戚のお家がもう半壊しちゃって、リフォームっていう言葉には当てはまんないかもしんないけど、どうしてもこう、直さなきゃいけない、それが結構大変で、多分これ聞いてる方も、うちもそうって思ってらっしゃる方がすごく多いと思うんですけど、なかなかね、やっぱりお金も大変だし。
馬場ももこ:そうですよ、コストかかりますしね。
MB:うーん、保険もさ、ほら、全部出るわけじゃないから、一旦家から出なきゃいけなかったりとかね。
馬場ももこ:その間にちょっと違うところ住んでと...
MB:そう、だから、リフォームっていう言葉じゃないかもしんないけど、ちょっとね、そういうことを、今ね、こう頭の中に入っちゃってるから、ぱっと口に出ちゃいましたけども。
住宅リフォーム、地震とはまた関係なくですね、新しくお家を建て替えたりとか、印象を変えたりだとかね、そういう需要たくさんあると思うんですけど、 今日は、意外と詳しくは知らないことが多い住宅リフォームについて、今注目の経営者をスタジオにお招きします。どうぞお楽しみに。
馬場ももこ:では、今夜の1曲目は、この後登場のゲストが選んだ曲をお届けします。Marshmello BastilleでHappier。
馬場ももこ:アナログPRプレゼンツMBのトレンドレポート。
この番組は、情報と印象をデザインするマーケティングカンパニーアナログPRの提供でお送りします。
MB:週末の夜に最新のトレンドをインストールするプログラムMBのトレンドレポート。今夜のゲストはこの方です。
折原仁:こんばんは。GSOホールディングスの折原仁です。
MB:よろしくお願いします。
馬場ももこ:よろしくお願いします。今夜のゲスト、折原仁さんについてご紹介します。折原さんは千葉県のご出身で、GSOホールディングス株式会社の創業者であり、代表取締役です。
高校卒業後、航空関係の会社に入社したものの、収入に満足できず転職。不動産会社や証券会社でトップセールスとして活躍し、21歳で独立。
住宅リフォームを手がけるGSOホールディングス株式会社を設立されました。
MB:収入に満足できず転職って書いてありますけど、すごい正直な動機ですよね。そんなに少なかったんですか?ちなみにどのぐらいとかお伺いできますか?
折原仁:だいぶ少なかったですね~手取りで13万円...。
MB:あ~...ちょっと生活はなかなか厳しいですよね。
馬場ももこ:だって家賃どんなに切り詰めたって、携帯代とか食費とか全部かかったらすぐ消えちゃいますもんね。
折原仁:そうですよね。
MB:航空関係の仕事って具体的にどういうことをやってたんですか?
折原仁:これはハンドリングサービスと言いまして、飛行機の中に貨物を積む。
MB:じゃあ、どちらかというと力を使う作業?
折原仁:いや、飛行機の滑走路上に、ちっちゃい車走ってるの知ってますか?
MB:あーありますあります。
折原仁:あれです。
MB:へえ~。
馬場ももこ:それが何年ぐらい前なんですか?
折原仁:それが18の時なので、6年前です。
MB:最近やん!めっちゃ若いっすねえ(笑)焦っちゃった、ちょっと俺(笑)
馬場ももこ:え、そこから不動産や証券の営業に転身されたっていうことですよね?
折原仁:はい、そうです。
馬場ももこ:そういった会社では短い期間にトップの営業成績を獲得されたということですけど、トップの営業成績を獲得する秘訣、すごい気になります。
折原仁:んーと、この秘訣に関しては。僕、実は女性の声が出せてるんですよ。
MB:ええ?!女性の声が出せる?
馬場ももこ:今聞いてると、すごいたくましい男性の声ですよ?
折原仁:なんですけども。基本的に電話の営業になるので、男性の声だと男性があんまり聞いてくれないと。だから切られちゃう。可愛い女性の声を出して電話をしたら聞いてくれるんじゃないかと。
MB:なんすかその裏技。そんなことできるんですか。
折原仁:ていうのを考えて、マニュアルは関係ないと。どう話すかだと自分なりに分析して、女性の声で営業をかけたところ2ヶ月目からトップセールス。
MB:へ~体型とか見た目がほら、男性的だからそれにごまかされてる気がするけど...声、確かにちょっと女性的っちゃ女性的かもしれない。
折原仁:結構、クロちゃんの声とか...
MB:あ~!!そういう感じか。
馬場ももこ:あの高さまで持っていけるんですか?
折原仁:いけちゃいます。
MB:えー、それって元々の特技だったんですか?
折原仁:これ、実はそういう声を出したいなと思ってボイストレーニングに通ったんですよ。
馬場ももこ:行動力。
MB:そんなこと思いついてもやるかな(笑)
馬場ももこ:発想が豊かですね。
折原仁:おそらく電話営業でボイトレに通う人ってあんまりいないと思うんですけども。
MB:いないです。聞いたことないです。
折原仁:間違いなくそこだと僕は思って。ボイトレに通ってオクターブを上げて電話営業して2ヶ月目から全国トップセールスと。
MB:すげー。
MB:え、どうしてそういう発想ができるんですか?
折原仁:うーん、なんか物事に対して逆張りを張るというか、みんなが進んだ道ではない道を常に意識してますね。
MB:差別化というか、逆張りというか。まあそりゃそうっすよね。電話のその営業でボイストレーニングに通うって、まあ言われてみれば声の仕事だから声を鍛えるのは確かだけど、わざわざ通って高めて女性の声出そうとは思わないっすもんね。
馬場ももこ:その時ってオーダーするんですか?こういう声が出せるようになりたいですってボイトレで言うんですか?
折原仁:僕が出したい歌手の歌を練習する。
馬場ももこ:それ、どなただったんですか?
折原仁:それはmiwaさんだったりとか。
MB:割とちゃんと女性の声ですよね。
馬場ももこ:そうですよね。綺麗な。
折原仁:そこまでにはしないんですけど、近づく。可愛い声誰だろうなって考えた時にmiwaさんだったんすよ。
MB:でも逆にそのボイストレーニングでしっかり努力をすれば、そういう声色って出せるもんなんですね。
折原仁:近づけることはできるかな。
MB:なるほど。面白い。
馬場ももこ:まさかボイトレの話聞けると思わなかったですよね。
MB:思わなかったですよね。あとね、もう1つ気になるところなんですけど、独立されたのが21歳ってのもびっくりなんですけど、元が航空関係のお仕事じゃないですか。そこから未経験だったのにリフォームの世界で会社を作るってのは、なんかちょっと経歴が謎なんですけど。どうしてその航空会社から急にリフォームの世界にとんだんですか?
折原仁:リフォーム業界を選んだ理由は、元々僕が起業したのが21なので、その時にやっぱ人を雇用するってなると採用しないといけない。
で、採用していく上で、若い世代が集まってる業界がリフォーム業界だったんですよ。で、若手のトップになりたいということで、リフォーム業界を選びましたね。
MB:なるほど。
馬場ももこ:でも、21歳で独立って、周りにはやっぱりいないわけじゃないですか、もうほとんど。大変なこととかあったんじゃないですか。どうでしたか?
折原仁:うーん、大変なこと9割、いいこと1割。これが正直なところ。
MB:ほとんど大変だったんですね。
馬場ももこ:どんなところが大変でしたか?
折原仁:もういろいろあったんですけども、3000万円のお金横領されたとか、社員が全員次の日にいなくなってしまったとか、騙されてしまったとか、取引先の企業に入金していただけなかったとか、本当にたくさんいろんなことがありましたね。
MB:社員全員いなくなるとか、そんなことあるんですか?
折原仁:ありましたね...
MB:どうしたんですか、それ?
折原仁:切り替えましたね。
馬場ももこ:落ち着きがすごいですよ(笑)社員って、その当時は何人ぐらいいた社員が?
折原仁:全員でスタッフ合わせたら50名ぐらい。
MB:50名全員いなくなるんですか?
折原仁:そうなんですよ。
MB:それなんか狐に化かされてたんじゃないんですか(笑)
すごいっすね(笑)
折原仁:いろいろあってですね、自分が悪いんですけど、もう放置してしまってね、その時。
馬場ももこ:あ、社員の方を?
折原仁:はい、遊びほうけてしまって。
馬場ももこ:それはまた自分を見つめ直すきっかけにもなって
折原仁:そうですね。良かったなと思ってます、逆に。
MB:なるほど、そこで気付かされてというか?
折原仁:もう感謝しかないです。
馬場ももこ:今がそうすると、おいくつになるんですか?
折原仁:僕今24ですね。
馬場ももこ:24歳の方から社員が一斉にいなくなったなんて聞かないですよ。
MB:波乱万丈ですよ。
馬場ももこ:ちょっとまだまだ聞いていきたいですね。
MB:そうですね。もう少し深く聞いていきましょう。
MB:GSOホールディングスが住宅リフォームの世界で勝ち抜くための強みとかポイントっていうのは何かあったりしますか?
折原仁:強みはですね、これは弊社では施工の原価っていうものを公開してまして。
MB:リフォームで原価公開って、僕そんなに別に詳しいわけじゃないですけど、聞いたことないですね。
折原仁:会社として原価を公開するっていうのは基本的に誰もやらないことだと思うんですけども、我々は本当にいいものを、本当にいいんですよと、嘘偽りなく、で、この金額が正当な金額で、だからこそ我々はここまでお客さんに対して愛を持って施工ができるんだと、ほんとにいいものを本気で売ると、ただそれだけですね。
MB:普通はね。その隠したがるものというか、だって原価を公開するっていうことは、利益をどれだけのせてるかってのがバレちゃうんで。 なんか嫌がる会社の方が当然多いと思うんですよ。それが1円乗せてるのか、100万円乗せてるのか、どっちでもいいと思うんですけど。どっちにしたって嫌がることだと思うんですけど。でも、お客様にとって信頼獲得するために、分かりやすくするために原価を公開して、他と比べてもらっても、うちがこう利があるのがわかりますよねっていうことでやられてるんですよね。
折原仁:長く、長くお客様とお付き合いをしたい。
馬場ももこ:これ、設立当初からされてるんですか?後に変えていって、あ、原価見せようかなってなったんですか?
折原仁:設立当初からですね。
馬場ももこ:じゃあ方針固まってるんですね。
折原仁:はい。もう最後はですね、やっぱり正直者が勝つとお母さんから教わってますので。
MB:なるほど!急に若い感じのしゃべりになりましたね。
馬場ももこ:可愛いとかじゃないですけど、なんかしっかりした中に見える。そのね、ちょっとくすぐられる。素敵ですね。
ただ、そのGSOホールディングスはフランチャイズの形で事業エリアを拡大もしてるんですか?
折原仁:はい。これはですね、今全国に展開はしているんですけども、我々のこの営業力と施工のノウハウだったりとかを、全国のこの売り上げがね、こう徐々に徐々に低迷しているリフォーム会社さんに対して、我々と一緒にやりませんかというような形で今展開をしております。
馬場ももこ:そうすると、そのフランチャイズも含めたら全国的にあるっていうことですか?北海道から?
折原仁:北海道はないんですけど。沖縄から今福島。
馬場ももこ:そんなあるんですか?
MB:すごい。しかもそんなに年月経ってないですよ。
馬場ももこ:すごいことですよね。
MB:社長、お若いですけれども、その短期的にその会社をぐーっと拡大させた原動力みたいなものってどこから来るんですか?
折原仁:はい。原動力はですね、僕、3月生まれの喘息もちだったんですよ。
MB:おー、他の方と比べると、ちょっとはハンデではないけど...
折原仁:だいぶ。やっぱ何やっても勝てないのが、学生時代だったんです。
で、そこでこう諦めてしまったら、やっぱ何も残らない。勝つまでやり続けるっていう、なんかこの本能的な潜在意識があるんですよ。 だから全てこう、スポーツで負けた、勝つまでやめない!と。喧嘩で負けた。勝つまでやめない!と。うん、全て勝つまでやめなかったのが、今。
MB:まあ理屈的にはやめなければいつか勝てるわけですから、勝つまでやめないってほんとに究極の心理だと思うんですけど、普通の人はそこにメンタルが追いつかないですよね。
馬場ももこ:そうですよね。
MB:勝つまでやめないと思っても、やっぱどこかで心折れちゃう人が大変多いと思うんですけれども。
折原仁:僕、絶対折れないんですよ。これ1つ理由があって、起業する前にやんちゃな時期があって、いろんなトラブルに巻き込まれて死にかけてしまったと。
馬場ももこ:そんな経験があったんですね。
折原仁:はい。それを経験してから何も怖くないんですよ。
だから今のこの環境、いろんなことが...社員辞めちゃったとか。
全く微動だにしない。
馬場ももこ:そこから絶対に負けないっていう気持ちですとか、
折原仁:負けるわけがない。
MB:その3月生まれで何やっても勝てなかったっていうところの、だから戦わなきゃっていうメンタルと、そして死の淵を経験したからもう他のことは全然怖くないっていう、そのメンタル、折れなさ具合と、この辺が組み合わさって、短期的に成長する原動力になったってことですかね。なるほど、凄い。ちょっと鳥肌立つ話ですけども。そんな折原さんなんですけど、今後、GSOホールディングスの事業、どんなふうに成長させていきたいとお考えですか?
折原仁:これはもうですね、ズバリ、リフォーム業界のトップ。
MB:もう勝つまでやめないってやつですね。
馬場ももこ:やっぱりトップに立ちたいですか?
折原仁:じゃないと意味がない。
馬場ももこ:GSOホールディングス、『セーブ・ザ・チルドレンジャパン』の支援活動なんかもしてるんですよね。ホームページの「私たちについて」で大きく書かれてましたよね。すごい素敵なお写真で、これはどういうきっかけで?
折原仁:ありがとうございます。これはですね、僕が起業した時に思ったのは、お金を持ってても幸せじゃない人もたくさんいて、 そういう人に限ってブランド物とかキラキラしたもので承認欲求を満たすんですけども、人徳には繋がらない。
本当の成功者っていうのは、成功の「功」が「幸せ」っていう漢字なんですね。僕はこの「成功者」より「成幸者」を目指してて。
馬場ももこ:幸せの字に変えるんですね。
MB:なるほどね。
馬場ももこ:そのためにはこの活動が必要かなって考えたんですか?
折原仁:僕の中ではやっぱこう、稼いだお金をどう使うかっていうところで、今困ってる子供たちに少しでも支援をしたいっていうところで、売り上げを世界の困っているウクライナの子供たちとか、それこそ日本の子供たちにどんどん支援をしていきたいなっていうところです。
馬場ももこ:ちょっとまだこれからも楽しみですよね。どんなふうに会社がトップを目指していくのかっていうことですとか、折原さん自身の今後もすごく楽しみですね。
折原仁:ありがとうございます。
馬場ももこ:はい。そんなGSOホールディングスの最新の情報、
これは何を検索したらよろしいですか?
折原仁:ホームページですね。
馬場ももこ:ホームページをじゃあ見ていただくという形で。そしたら載ってますもんね。いろんな情報が。
折原仁:はい。
馬場ももこ:はい、お願いいたします。
MB:では最後に折原さんのフェイバリットソングを1曲ご紹介いただこうと思うんですが、最初の選曲はMarshmello BastilleのHappierでしたね。この選曲理由、簡単に教えていただけますか?
折原仁:好きです。
馬場ももこ:(笑)直球4文字。
MB:(笑)もうね、この30分で折原さんのなんとなくキャラクターがわかりましたけど、ストレートでいいですね、ほんとに。ほんとに嘘つかないストレート。いや、素晴らしいと思います。好きです、と。
馬場ももこ:ね~(笑)
MB:未だかつてあったでしょうか(笑)いや、素晴らしいです。ありがとうございます。
馬場ももこ:いいですね。ではお別れの曲はどうしましょうか?
折原仁:GReeeeNの愛唄でお願いします。
MB:今夜のゲストは、株式会社GSOホールディングスの折原仁さんでした。折原さん、本当にありがとうございました。
MB:ということで、お届けしてまいりましたMBのトレンドレポート。馬場さんいかがでした?
馬場ももこ:折原さんが落ち着いていたので、人生何周目だろうって考えてしまいました。
MB:あー、確かに人生5回ぐらいやってる感じの顔ではありますよね。
馬場ももこ:そうですよね。
MB:めちゃくちゃ落ち着いて、あと目がもうね、すごい燃えてる目をしてる。
馬場ももこ:本当にトップになるぞっていうこの心意気がひしひしと伝わってきましたよね。
MB:意志の強さを感じましたね。
馬場ももこ:到底20代の落ち着きだとは思えなかったですよね。
MB:思えないっすよ。もう70ぐらいの(笑)会長職レベルの落ち着きでしたから。これはもっともっともっともっと大物になると思いますから、多分この会社もっと調べといてですね、リフォームお考えの方はチェックしといた方がいいと思います。さあ、次回はどんなゲストの方が登場するんでしょうか。楽しみです。
それではまた来週このお時間にお会いいたしましょう。お相手は
馬場ももこ:馬場ももこと
MB:MBでした。
馬場ももこ:アナログPRプレゼンツMBのトレンドレポート。この番組は、情報と印象をデザインするマーケティングカンパニー、アナログPRの提供でお送りしました。