見出し画像

かつてあった本屋のはなし

はじめに

沖縄・シドニー・ストックホルム・ブダペスト・長野・上田と本屋について書いてきましたが、これらに行くよりも前、今はもうない本屋の話でも軽く書いていきます。

今回の場所

今回書く本屋があった場所は下北沢。自分が最初に間借りを始めたBOOKSHOP TRAVELLERのある場所です。ここ1年ほど、月1で行くことがありますが、間借りを始めるよりも前、ただ単に本屋を巡っていたころの話です。

メンヨウブックス

下北沢の南口にかつてあったレインボー倉庫の一角にメンヨウブックスという本屋がありました。自分が行ったのが2015年の2月頃、これを書いている2019年12月からもうかれこれ4年以上も経っています。当時は「ここまで狭い場所でも本屋ができるのか」と思っていました(そんな人が今は一棚を数カ所借りています...)

画像1

棚の一部 

スペース内に本棚が2つくらいというかなり狭い本屋でした。ちょうど行った頃がオープンしてすぐの頃でしたので、そこそこ本を買った記憶はあります。花森安治の本とかがあったのは他の画像からも発見できました。今更ながら『誰のためのデザイン?』を買わなかったのは自分に見る目がなかったと言わざるを得ません。

結局このオープンしてすぐの辺りで行ったきりでその後行くこともなく、結局この本屋もどうなったのかは、わかりません。下北沢のレインボー倉庫自体もすでにないですし...電子の海に残るこの本屋の痕跡は、古本屋ツアー・イン・ジャパンとBOOKSHOP LOVERといくつかのブログ記事とツイート群くらいでしょうか。この本屋が結局どのタイミングで閉店したかとかは気になりますが、調べる術は自分にはどうやらありません。

そうそう本屋って記録されにくいものですね...

ここで買った本

ここで買った本はグレッグ・イーガン『ディアスポラ』・フロム『悪について』(買ったのは紀伊國屋書店版)・筒井康隆『旅のラゴス』の3冊でした。今でもすべて本棚にあります(どこの棚にあるかはわからない本もありますが...)

おまけ

レインボー倉庫、今は池尻大橋にもありまして。そこに今本屋が入っております。CafuneBooksという本屋です。クラウドファンディングのリターンで食事会に行く当日と前日に寄って以来なかなか行けずじまい(もうすぐ1年くらい経ってしまいます)なので、どこかの土曜か仕事終わりに、行かなきゃですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?