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瀬戸内海本屋案内 1

こりおり舎

本州と四国を結ぶルートは3つ。明石・鳴門、児島・坂出、尾道・今治。今回行ったこりおり舎はこの3つのルートのうち、尾道・今治を結ぶ通称しまなみ海道の島の1つ、大島にあります。公共交通機関でアクセスするなら松山、もしくは今治から高速バスがベストでしょう。ただし、バス停から15分ほど徒歩です。

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こりおり舎 外観

店舗はコーヒーを販売しているこりおりコーヒーと、本屋であるこりおり舎の2つで構成されています。ここ、こりおり舎は本稿執筆時点(2021年7月)で愛媛県唯一の御書印参加店となります。ここで御書印を押せば、愛媛県は制覇です。オープンは2020年の4月。今年で2年目の本屋となります。

棚は結構古本が多いですが、新刊も増えてきたそうです。どうやらオープン当初はほぼすべて古本だったものが、だんだん直などでの取引が増えてきた、とのことです。その古本も個人蔵の本と周りの方から貰い受けたものからスタートしたとのこと。ジャンルとしては文芸から暮らし、ライフスタイル系の本まで。『流通』も置いてありました。

店主も本屋を回ることが好きな方で、ここで店をやっていると本屋を回れない...とおっしゃってました。自分も本屋はやってみたいと思いつつ、やるとすると回れないという悩みを抱えるのかもしれない、と思いました。

「こりおり舎目当てに来た、という方が増えると嬉しい」と最後におっしゃってました。場所柄、隣のコーヒーで休憩してそのついでに本屋を見る、という流れが今の所多いのかもしれません。


今回買った本

今回買った本は『本屋の誘惑』(洋泉社)の1冊。外見を見るとバーコード。どうやら今治市立図書館の除籍本でした。本屋関係の本だったため購入です。自分の手元に来る前に、果たしてどれくらいの人がこの本を読んでいたのか、気になる本です。




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