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三浦本屋案内 1

佐久間書店

京急三崎口、もしくは三浦海岸からバスで三崎港へ。歩いて三崎口方面へ少し歩いたところに佐久間書店があります。周りはマグロを食べられる店はあるので、ちょっと食事をしてから行くのも、少し三崎を歩いてから行くのもいいかもしれません。

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佐久間書店 外観

棚には漫画や文芸書の文庫などがあります。また、古い岩波文庫の本や海事関連書(三崎という土地柄なのでしょう)など置いてありました。岩波は買い切りですし、本が売れないと経年によるヤケとかが見えてきますね……ここは三浦市の教科書販売を担っているらしく、教科書に関連したワークや辞書なども売っていました。本を買う時に「綺麗にしておくよ」と言われ、本を渡したついで話を聞く。ここの近くで大火が発生し、その翌年は関東大震災。その頃辺りからここはあったらしい。ということは、もうすぐ100年くらいになるのでしょうか。三浦半島の歴史関係は全然詳しくないので、時間を見つけたら郷土資料を少々探りたいものです。佐久間書店の前に、三崎にあるもう1軒の本屋(三崎堂書店)に行ってましたが、そこも85年くらいと長い間営業しています。建物はどうやらドラマのロケにも使用されていて、台本を見せてもらいました。


今回買った本

今回買った本は『職業としての編集者』(岩波新書)。今も売っている本ですが、ここで買ったのは1刷の本。結構長い間待っていたのでしょう……吉野源三郎は『君たちはどう生きるか』しか読んだことないですが、この本は結構面白そうです。


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