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2020年1月 高松本屋巡り 8

高松港から移動

土庄港から1時間船に揺られ高松港へ。2/3くらいは屋外のデッキにいた気がしますが、シートもなかなかいいものでした。充電用コンセントがあったのはかなり高評価。10000mAhと20000mAhのを1つずつ持ち歩いていますが...

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高松港に到着し、バス停を探す。危うく高松築港まで歩いてしまいそうでした。次の本屋へは高松港から歩けば30分くらいなのでそこまで遠くはないですが、近くまで公共交通機関があるならば使おうというスタンスなので、しばし待つことに。

8軒目へ

ちょうど到着したバスに乗って香川県立中央病院の向かいにある薬局へ。ここが8軒目の本屋の最寄りバス停となります。バス停から歩いて10分。目的地へ。

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宮脇書店総本店 外観

今回最後の本屋は、宮脇書店総本店。多分宮脇書店自体は名前を聞いたことがない人はそこまでいないかと思います。九州の一部以外、ほぼ全都道府県に出店している書店チェーンが宮脇書店です。丸亀町が本店(ここが創業地とのこと)ですが、本店を凌ぐ広さを誇るのが総本店。多分、香川県で最も大きい本屋ではないでしょうか。正直なところ、総本店は1日いても時間潰せてしまう気がします。4Fに観覧車がありますが、去年に稼働停止となり、今は立ち入り禁止とのこと。

個人的にかなり珍しいと思ったのは、すべてではないですが、各版元ごとにポップアップショップのようなフロアがあるところ。版元別に棚を作っておくのはまあよく見るのですが、いかんせん広いので規模が違う。あと、一部フロアに「ご自由にお読みください」と紙が貼られた棚があったので軽く見てみると、東京堂の社史とか出版関係の社史が...いやこれ、ご自由にお読みくださいというよりも買わせてください、言い値で。東京堂の社史、持ってないので是非とも確保しておきたいのです...

あと、宮脇書店総本店で一番見るべき箇所となると3F。児童書メインのフロアですが、アウトレット本のコーナーが。アウトレット本、90%引きで売ってます。棚をくまなく探すとほしかった本があるかもしれません。おそらくここにあるアウトレット本は、版元が再販制度から外した本を購入したものではないかと勝手に思っています。大体の書籍の出版日が古いのはそのためでしょう。


羽田へ

宮脇書店総本店を後にしたところで、本屋巡りに使う時間はゼロに。戦利品を鞄に詰めて高松空港へ、と言いたいところですが、ちょうど1時間ほどバスのない時間帯だったので自宅向けに土産購入。その後バスで空港へ。高松のバス・鉄道は交通系ICが使えるのでとても便利です。バスにあるお釣りの両替の手間がないだけでかなり楽に感じられますし、財布が重くならずに済みます。 高松空港でチェックインを済ませ、保安検査、の前にこれを飲みに。

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そう、うどんのだし。冷たいだしと温かいだしがありますが、急いで動いたせいか、少し暑かったので冷たいだしで。

保安検査通過後に夕食。高松空港の空弁で骨付鳥弁当があったので購入し、食べてみました。

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これを機内で食べるのは...飯テロでしょう、と思ったので待合いスペースで食事。ANAラウンジがあればそこで食べたのですが。

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そんなこんなで無事に帰ってこれました。また次も無事に本屋を巡りたいものです。

今回買った本

今回買った本は『書店人国記3 福岡県』(東販商事)・『情報としての出版』(弓立社)・『日本児童図書出版協会四十年史』(日本児童図書出版協会)の3冊。『書店人国記』は様々な地域の本屋事情が分かる本らしく、即購入。この本については全く知らなかったので、今後の本屋巡りの参考にしたいものです。福岡なので昨年閉店した菊竹金文堂の話は入っているでしょう。そこからおそらく九州地区の「金」のつく本屋について、いくらかはたどることができるかもしれません。この辺は『日本の書店百年―明治・大正・昭和の出版販売小史』(青英舎)と並行で、リファレンスとして『日本出版販売史』あたりを脇に置いて読んでいく必要があるかもしれません。


最後に少しだけ言及した2冊は↓


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