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二子玉川本屋博に参加しました

はじめに

2020年1/31~2/1に、二子玉川ライズ ガレリアにて開催された「二子玉川本屋博」に参加しましたので軽く書きます。なお、自分が参加したのは最終日の2/1のみです。

二子玉川本屋博とは

かなり強引にまとめてしまうと、40軒の本屋が集まるイベントです。ここで言う「本屋」は、店というよりも「本を売る人や団体など」くらいに思っていただければと。実店舗の有無を問わず、これだけの数が集まるのはそこまでないのではと。

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二子玉川本屋博 全景

参加形態

今回の参加ですが、自分は特定の店を持っているわけではありません。下北沢の間借り本屋であるBOOKSHOP TRAVELLERの一員としての参加です。この方式は昨年9月の「敷島。本の森」参加と同じものです。


本屋の一員として参加してみての雑感

設営~13時くらいまでをメインでやってましたが、開始前からかなり人がいました。下北沢で渡された補充用の本と、自宅から持ってきた本を挿して準備したのち、あれよあれよと開始時間。そこまで人がブースに来ないだろうと思ったら結構いらっしゃいました。ありがとうございました。開始1時間半ほどは完全にてんやわんやでスリップの集計すらできない状態でしたし、BOOKSHOP TRAVELLER店主の和氣さんの本にある「店主1冊目の本」というポップを見て、自分が店主であると思われた方もいらっしゃいまいして...「隣の本は作りました」と『本屋の本の本(壱)』を紹介するなどしてなんとか.....人が多いところが苦手な自分にしてはそこそこ健闘したのかと思いましたが、やはり声をかけるタイミングなど、売りにつなげる一押しが圧倒的に足りなかったかなと、今後の課題が見つかりました。売れた本については、自分が持ってきた『本屋の本の本(壱)』と先週の高松遠征でいただいた『FULL本屋』(なタ書についてのZINE)は完売御礼となりました。本屋本があまり動かなかったですが、これは売り方なのか合わなかったのか、じっくり考えることが必要です。

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BOOKSHOP TRAVELLERブース

客とし参加してみての雑感

交代後は適宜ブースを見て回ったりしていました。幸いなことに数軒は交友のある方がいらっしゃったり、虎ノ門で見たことがある本屋だったり、それこそ読んだことのある本の著者(例:楽天ブックスネットワークの田口さんやPebbles Booksの久禮さんなど)がいるなど、なかなか楽しいものでした。HMV&BOOKSのブースで買ったZINEを渡してくれたのが新井賞の新井さんで驚いてたりとか、そこそこミーハーなところあるなと。ちょうど昨年末に沖縄で買った本の版元の方と話し込んだり、本屋というより本について色々聞いたり話したりしてました。

個人的イチオシだったのがbook pick orchestraでした。短時間であそこまで高火力型な選書をしてくるというのがもうなかなか...あの場じゃなくてもっとじっくり選書とかしてもらえるのなら、本を選ぶプロセスをじっくり観察してロジックに落とし込んでみたいものです。

あと、恵文社がやっていた「読香文庫」はなかなか面白いアプローチでした。下北沢で棚を借りているアロマ×本というように、香りと本をあわせるのは非常に面白いし、興味深いものです。あれなら青木まりこ現象起きないんじゃないかなとも。


そんなこんなで開始~終了までずっといて、更に撤収まで参加してみましたが、この企画、かなり人来てましたね。本が売れないとか、本屋がなくなるといった話はどこへ行ってしまったんだろうというくらい。ただ、それはあくまでもイベントだからであって、日常ではやはり「本屋に人が来ない」という現象は起きているんだろうなと。もう少し色々とイベント参加してみて、イベントと日常の差のようなものを少しでもいいから考えていきたいものです。

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今回買った本

書くのが面倒な量なので、画像でご容赦ください

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