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2020年1月 高松本屋巡り 4

4軒目へ

リバー書房休業の報を店頭で確認し、肩を落としてから次の店へ。また次回高松に行くことがあったら、最初にリバー書房、行ってみます。まだ店はあるわけですし。

これまでの3軒は、栗林公園や瓦町近くという、高松駅や高松築港駅から比較的近くのエリアでしたが、今度行く店は少しだけ離れている(それでも徒歩移動は可能)ので、志度線で移動。2駅先の松島二丁目で下車し、すぐのところにある古本屋へ。

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志度線と讃州堂書店

今回4軒目は讃州堂書店。店売りしている中では多分高松で一番古いのではないかなと...棚を見ていると、郷土史等充実していました。注目するべきはUFOの棚。というか「UFO」というジャンルで棚を作っている古本屋を初めて見ましたのでかなり新鮮でした。社史が集まる棚を覗くと...日配(日本出版配給。トーハン・日販・大阪屋等の母体)の年表がありました。自宅には出版ニュースから出ていた日配関連の書籍がいくつかあるので、ここで買うと重複になってしまいますが、見つけてしまうとは...棚はしっかりと、「もう見るところがない」くらいじっくり見てから目線を離すと、思わぬ発見があるものです。

本を買うついでに店主に話を伺うことができました。香川県の古書組合で店売りしているのはもうほんのわずか、後はインターネット販売等無店舗でやっているとのこと。新刊書店はやっぱり宮脇書店一強だったこと。最初に行った不二書店のことなど...長く店を構えているところで伺う話はその地域の本屋を知るいいきっかけになることを、改めて実感しました。


今回買った本

今回買った本は、『古本屋の自画像』(燃焼社)と『本の環境学』(出版ニュース社)の2冊。本に関するものや本屋に関するものは持ってなければ片っ端から、というスタイルでしたので、即購入でした。


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