ほんの少し楽に生きていくために教えて、客観的な長所。

「自分」が何者なのか、ってのは正直一生分からんと思う。ので、とりあえず自分の長所だけでも見つけたいのよ、私としては。自分の長所を客観的に見るのってバリむずい。
自分から見た時の「長所」って、必ずしも他人から見たそれと一緒じゃないやんか。自分では、「これが得意であって欲しい」っていう幻想とか、「これが得意だと思い込んでいる」っていう己に対する偏見みたいなの強くあるから、実際は長所じゃなくても自分で「長所」に仕立て上げているところあると思う。
じゃあ他人に「長所」を見つけてもろたらええやん、って思うけど、現実はそないに上手いこといかんのよ。
昨今はさ、「傷つけない笑い」だとか、「多様性を認める」っていう意識がめたくそ強くなってんのよ。人の「全て」を尊重して、どんな人でも生きやすくしようねって、そんな世界になりつつあるわけ。いや、めっちゃええことやと思うよ。けど、私が欲しいのは「現実としての長所」であって、「人権としての長所」ではないわけよ。いやー、言うてることがちょっとよく分からんけども。説明がへたくそ。
私は、ガチで「長所」を知りたいのよ。けど、「人を傷つけない」っていう思考が行き渡ってきているこの世界じゃ、真っ直ぐな意見を言ってくれる人なんてもうおらんのよ。
「いや、あなたはね」と。「あなたは生きているだけで大丈夫なんですよ」と。「そんな、長所とか短所とか、そんなちっちゃいことなんてお気になさらず」と。「お好きに生きてくださいよ。人ってのは生きているだけで尊いんですから。長所なんてね、みんな『生きてる』ってことが長所なんです。それにあなたは『優しい』でしょう。それは立派な長所じゃないですか。一生懸命生きている、それだけであなたには立派な『長所』がおありなんですから、それ以上のことなんて必要ありますか? いえ、ないはずでしょう。それだけで充分なんです、人なんて」と。

ちゃうのよ。な? そんな生ぬるい、新興宗教のお説教みたいな、駆出しの占い師みたいな、そんな言葉は別に要らんのよ、私は。いや、欲しい時はあるけどさ。欲しい時もあるけど、それはまた別の機会に言うてほしいのよ。
今私が言うとるのは、「ガチ」の長所を教えてほしいって言うてるのよ。あんまし人と比べるのは良くないってことくらい分かってますよ、分かってますけどもね。けど、やっぱ人間っちゅうのは結局醜い生き物なんですから。「一位」にはなれなくとも、ね? 「ほんの少しでも他の人と比べて勝っていること」があるのなら知りたい生き物なんですよ。それがたった一つでもあってごらんよ、途端に生きやすくなるんやから。「うあ~、今日は大失敗ぶちかましたけどけど私は人より○○が出来るんで!」っていうそのたった一個があるだけで、どんだけ自分が救われるか。
だから私は、これから先少しでも楽に生きていくためにも、「長所」が知りたいわけよ。人間みんなちょっとでも楽して生きていきたいねんから。

ちょっと前置きが長くなったけども、ここからが本題よ。
私の「長所」を客観的に見ることなんか可能なのかどうか。

可能やったわ。しっかり数値化してくれるものを見つけてしまったわ、私は。

それがこれよ。

Noteの、ダッシュボード。
こいつぁね……かなり正直よ。

私はnote以外にTwitterもやってるけど、Twitterは正直じゃない。何故なら、「仲良くしてくれてる人」がおるもんで。それに反してnoteは、個人的に仲良くしてる人は今のとこいない。し、「応援RT」的な物もない。つまり、割かし純粋なデータが見れる。純粋に、タイトルを見てクリックしてくれた人の数と、読んだうえでハートを押したか離脱したかとか、そういうのそのまま出る。今の時点では。

で、二か月ほど毎日noteを更新し続けたこのタイミングでダッシュボードを改めて見てみたわけ。その累計集計上位5個がこちら。

ぜ~んぶただの書き散らし日記やないの。

ええ? ほんまに言うとんの? これ。

私、noteは結構色々自由になんでも挑戦したりとかしてみようと思ってさ。映画のレビュー書いたり読書感想文書いたりもしてみたよ。ちょっと企画的に、数日かけて作ったものもいくつかあるよ。

けど、そいつらは一つも入っとらん。入っとるやつ、ぜ~んぶ一日で書き上げたいわゆる「日記」やないの。どうなっとん。

まあ【自己紹介】は固定記事にしてあるからそれはそうとして。他の記事よ。喜んでええのか悪いのか分からへんよ、こんなん。どういうことなの、これ。

ちなみに一週間の集計がこっち。

いや、こっちも「日記」が上位占めるんかいな。

嬉しいよ、嬉しいんやけどもね。一日でさらっと、なんか叫ぶかのように書いた脈略もクソもねえ記事が沢山読んでもらえて、しかもハートも押してもらえてるってのはこれはとても嬉しいことなんやけどもね。この記事書いたことによってハート減ったら寂しいけどもね。

これって一体どういうことなんやろう。「考えすぎたら面白くない」ってこと? 「考えるな」ってことでよろしいの? そう受け取ってよろしいの?

いやー、でも何となくそんな片鱗は感じてたのよ。今まで書いた小説も、めっちゃくちゃに構想を練ったやつほど評判イマイチで、数時間とかで勢いで書き上げたやつの方が評判良かったりしてたもん。
考えすぎってことなんかな。けど、だからって何も考えずに書き続けてたらあかん気もするしな。

とりあえず、データとしてこういう結果になってるってことを踏まえて、これから先どうするか考えよう。
実はほんの少しだけ、ライターのお仕事に応募してみるか否かを迷ってたんやけどさ。このデータを見る限り、おそらくライターの仕事は向いてないわ。練って面白い物を生み出せるタイプじゃねーもん。ちょっと今回は諦めよう。身の程わきまえるの大事。

まあたかが数PV、数ハートで何を一喜一憂しとんねん、どの記事もどんぐりの背比べやないかって言われたらそれはまあ、その通りやねんけどね。こんなどんぐりの背比べで一喜一憂してしまうくらい、今追い詰められてるってことにしといて。

私、本気で「自分」って何なのか今考えとるところやから。見守って。難しいこと言わんと、正論言わんとただ見守って。勝手に一喜一憂するから。

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