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読書系記事まとめ

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読んでみたい本についての特集をまとめています
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イモづる読書【その102】 元をただせば映画なのだ・・アプリ・ソフトを超えて・・映画監督から動画を学ぶ・・動画の法則 その1

さんざん迷って入手した1冊 この書籍は、映画監督が書き下ろした「編集アリキ」の動画制作指南書です。 したがって、カット編集・カットつなぎを前提にプリプロ、撮影・録音、ポストプロ(編集)の構成です。 この書籍のメインテーマは、「自信をもて!」です。 いたるところで「自分にとって」「自分のこだわり」「自分自身が・・・」「自分を信じろ!」・・・ついに「運を味方につける」まで言い切っています【うん、ほんまやで】 また、「目標は、柔軟に思考する習慣をつけること」とあり、本文全体を

一口エッセイ:まじめな会社員

 今年の『このマンガがすごい!2023』でも、審査員的なコーナーで今年良かった5作品を選ばせてもらいました。もう5年くらいやらせてもらっています。嬉しいね。  今年良いなと思った漫画も、また記事とかにしてまとめたいなと考えています。年末くらいにね。  さて、少し早めに献本を頂いたので、先に今年の受賞作をざっと眺めて、面白そうな漫画を数作読んでいました。中でも気になったのは、オンナ編3位の『まじめな会社員』。出会い系アプリを題材にした読み切りが話題になっていた作者さんですね。

少女監禁ゲーム『好き好き大好き!』と元ネタたちが大好き!

・好き好き大好き! 「好き好き大好き!」は、13cmが98年に発売した美少女監禁ゲーです。これまたキャッチーなタイトル。タイトルにも元ネタはあるのですが、その話は少し先で。暗い鬱ゲー・鬼畜ゲーの中でも輪をかけて暗いゲームです。  あらすじ↓  あらすじの通り、基本的には監禁したゴムスーツのヒロインの様子を見に行くのと自室を往復するだけの作品です。画面は基本的に上記のスクショのCGが表示されます。BGMも大変重たく、美少女ゲームの中でもトップクラスに画面と内容が暗い。  キ

にゃるらが読んで面白いと思った本15選 2022

 ↑去年の。  2022年に読んだってだけで、去年の本でないのも混じっていますが、別に面白い本ならなんでもいいよね。 ↑こっちは曲。 ・人でなしの恋 名作短編小説に、今をときめくイラストレーターの挿絵を足していく『乙女の本棚』シリーズの新刊。今回は江戸川乱歩×夜汽車先生で、とても自分好みの一冊。大満足!  江戸川乱歩の中でも耽美な短編と、夜汽車先生の美しいイラストの組み合わせがたまらない。もちろん、乱歩の作品は青空文庫でも読めるわけですが、この作品に込められた「美」の

にゃるらが読んで面白いと思ったマンガ15選 2022

 今年も、このマンガがすごいで5作品選んでいます。よろしくね。それはそれとして、個人でも2022年好きだった作品を並べるよ♪ ↑去年好きだった本と音楽もよろしくね。 ・ヒソカニアサレ 『チ。』の編集であったちよださんが新たに立ち上げた作品。『チ。』に強く感銘を受けたこと、ちよださんとは個人的にも何度か遊んだ仲である贔屓目を抜きにしても面白い。  「密漁」という、岸辺露伴でしか馴染みのないようなジャンルに切り込み、そして主人公が「密漁を行う側」としてのハードな罪と運命を背負

にゃるらが読んで面白いと思った本15選 2023

↑前回。  2023年に読んで好きだった本を15冊選びました。  来月は、僕自身も小説を出します。よろしくね。 ↑音楽。 ↑物足りない方はこちらへ。 ・ハンチバック 詳細な感想などは日記に書きましたので、そこで。  この本の商品ページに飛ぶ際、改めて紹介文を読んだら、やはり「圧倒的迫力&ユーモア」という書き方になっていて、率直に「障害者の当事者による露悪と健常者への嫌味」と公に書けない構造かつ、内容としても「そういうブラックなユーモアです!」と建前が成り立つように