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月刊MJ 2023年11月号

今回は活版印刷についてです。
レトロな印象のある活版印刷、いま若い人たちの中でも注目されていたり、デザイナーさんの名刺や高級和食店のショップカードでも多く使われるようになってきています。

凹凸感がたまらない。インクの乗せ方、色の違いでさらに魅力アップ

今回、取材させていただいたのが愛知県岡崎市にある昭和印刷さんです。
元々折り込みチラシなどの広告業や商業印刷をやられていましたが、2代目となる山本社長が印刷の勉強会で活版印刷に出会い、それまで思っていたイメージと違い精度の高さに驚き、魅了されたことが活版印刷のと運命の始まりだったそうです。

それぞれのパーツがかっこいい

活版印刷に魅了され、機械を探し始めて1週間後に1965年製のドイツハイデルベルグ社の印刷機に出会って即購入されたそうですが、お話伺うとそこからが大変黒されたんだろうなと感じました。
通常の仕事が終わってから夜な夜な1年かけて商売ができるまでのレベルになり、3年かかってようやく満足できる高いレベルで機械を操作できるようになったとおっしゃってました。並大抵の愛情では辿り着けない境地です!

山本社長のお話から、活版印刷への愛情の強さが伝わってきます。

今回取材させていただいただけではなく、毎年つくってお客さまにお配りしている年間休日カレンダーを活版印刷でつくってみることにもチャレンジしました。

ここからは、デザイナーの本名の苦労?楽しさ?が始まりました。
凹凸感をどこでどうやって出すか、その凹凸を活かすための印刷はどうするのかなど、初めてのチャレンジでは考えることが多くて、頭が混乱しそうな感じでした。
私は想像ですが、デザイナーの本名は混乱しながら手を動かさないといけない…

カレンダー全体
凹凸感はうまく表現できたんじゃないかなと

カレンダーの制作体験記は、MJからご確認ください。

株式会社メイワ
愛知県名古屋市西区那古野1-37-10
TEL:052-565-1722 / E-Mail:mw@maywa.com
www.maywa.com

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