「気分変調性障害」、聞いたことありますか?

こんばんは、まゆゆです。
おー、久しぶりにnote書こうかぁと思ったんですが、長文が苦手だしとっちらかっちゃうので手短に。

この世にはたくさんの病気がある

私は20代後半、いい感じに歳を重ねた社会人ですが、30年近く生きていても「聞いたことないぞ」となる病名に出会うことがあります。
そして、その病に苦しむ方がいらっしゃることを同時に知るのです。

この記事を読んでいらっしゃるみなさん、「持病」はありますか?
私もいくつか持病があるのですが、その中でもあまり知られていない「気分変調性障害」について簡単にシェアできたらなと思います。

ちなみに、この記事は自身の気分変調性障害の治療について書いた記事になります。
筆者が経験した症状にすぎませんので、この結果に当てはまるからといって、必ずしも気分変調性障害であるとは限りません。
少しでも違和感や思い当たる点があれば、早めに専門医へ相談してみてください。

気分変調性障害とは?

「気分変調性障害」については、wikipediaをご一読ください。

おしまい!

となると、お前書く意味ないぞ…となってしまうので、この病気の詳細はこちらのwebページを参考にしてみてくださいね。該当部分を以下に引用させていただきます。

2.持続性抑うつ障害の症状
 大うつ病の診断基準を満たすほど程度は酷くないものの、慢性的に抑うつ気分、食欲減退、イライラ、意欲の低下、集中力の低下などの症状が二年以上続きます。
 何かを達成することがあっても、それを「たまたま」と解釈し、「自分の本当の実力がばれないように」と、うつ状態で気力が落ちているにも関わらず、さらなる努力を積み重ねることもあります。うまくいかないことがあれば、「やっぱり自分はだめ」と絶望感にさいなまれます。このように、持続性抑うつ障害になると、あらゆることを「自分をいじめるような形で」とらえるようになるため、何をやっても自分を肯定できない悪循環に陥ってしまいます。

ふむふむ、なるほど。私からは簡単に、自分自身に起こっている症状を紹介します。

【症状】
・感情の起伏が激しい
・物心ついた頃からネガティブ
・希死念慮(常に死にたい)
・自分自身に価値を感じられない
・自分は欠陥だらけ、という気持ちでいっぱい
・全ての問題の原因が自分にあると感じる
・自分が嫌い、大嫌い

【上記が原因で起こったこと】
・自己紹介が上手にできない(自分の良いところが見つからない)
・意欲低下
・何かあると死にたがる
・「死にたい」という感情は誰しもが常に抱いていると思い込んでいた
・自己主張が苦手でストレスが蓄積
・職場で急にテンションが低くなり、話せなくなる
・チームメンバーに迷惑をかける

こんな感じですかね。人生ずーっと軽いうつ病が続いている感覚です。
私の場合は倦怠感や希死念慮にかなり悩まされていたのですが、それでも頑張って周囲についていこうとしていた幼い頃の自分を褒めてあげたいです。

厄介なところ

この病気の厄介なところは「本人の性格に擬態しているところ」だと思います。
症状が出ていても、表面上では判別が難しい精神病であり、かつ「ネガティブな人」と括られてしまえばそれまでなので、なかなか他人からは発見されにくい病気です。
また、自分自身でも「私は元からこんな暗い性格だから…ネガティブなのは生まれつき…」と納得して言い聞かせてしまえば、発見は相当困難になります。

発見方法

これこそ専門医が見抜く点だと思うので、私からは明確な答えは出せないです。が、何かの助けになれば本望ですので、私個人が考える気分変調性障害かも?と疑うポイントと、私自身が気分変調性障害を持っていることに気がついたきっかけをお伝えしようと思います。

難しいですが…とりあえず「希死念慮」はなかなか危険かもしれないです。
「私はいつも死にたいって思ってるけど、友達も同級生もそう思って生きてるんだよね?みんなそう思いながら生きてるんでしょ?」
と思ってる人は要注意かもです。

普通の人は、常に死にたいとは思わないみたいです。

また、私自身が病気を疑ったきっかけは、「死にたい」とTwitterで呟いたら「メンヘラうざい」とリプで言われたことです。

は?みんな思ってることでしょ?と疑問に感じていたら、職場でも感情がぐらつくことがあり、もしかして...私って普通じゃないのかな?と。
それがきっかけで、メンタルクリニックにて問診を受けました。

治療について

一年半前から、投薬治療を行っています。

今はすこぶる調子が良いですが、ストレスフルやメンタルが極度にぐらつく状況に陥ると悪化したりもします。その度にお医者さんと相談の上、服用している薬の量を増やしたり減らしたりしています。

当初は、「(治療にかかる期間は)最低でも二年は覚悟してください」とのことでしたが、これでもう死にたいという言葉が頭から消えるなら、幸せになるために闘う!と決めました。

治療薬を服用してみて

・眠気が酷い。(服薬〜半年間くらい)
とにかく朝寝坊が酷かったです。昼間もずっと眠い。身体は倦怠感がすごくて、横になったり体勢を少し崩さないとしんどかったですね。土日は一日中睡眠をとってしまったり…。

・体重が20kg増量。
薬の副作用で、元気になる分食欲が増す…というパターンがあるらしいのですが、がっつりそこにハマってしまいました。
転職したばかりの頃(ストレスでやつれてた)から約20kg太りました。
その薬の副作用を知らない人から、かなり陰口を叩かれたりもしました。が、私の場合はコロナ太りもあるので言われても気にしていません。(自粛期間は食っちゃ寝しちゃってたので自分も悪かったのです…!)

ただ一つここで残しておきたい。
気分変調性障害の治療薬の副作用で太ってしまった方に、心ない言葉を投げかけるのはやめてほしいです。
副作用は、本人もコントロールできません。

身近でこのような方がいらっしゃれば、副作用を責めずに病気の治療を応援してあげてほしいんです📣

今日伝えたかったこと

・「気分変調性障害」という病気の存在
誰かの目に、この記事のタイトルだけでも届けば、私が公表したことが報われます。病気の存在を知ってもらうことがこの記事を執筆した目的です。

私はこの病気の治療を始めて、やっと本当の自分を殻の中から出してやれたように感じます。今は、自分の意見を声にできる。
それは、「発言していいんだ」という自身が生まれたからです。こんな、今思えば人間として当たり前のような行動も怖くてできませんでした。

今、私は生きていることが楽しいし、死にたいなんて思えません。
やっと心から、後ろめたさなしにそう言える日が来ました。
もし苦しんでいる人がいれば、あなたの人生も、あなた自身に肯定してほしい。

最後に、ここまで読んでくださった方に感謝します。書き殴った文章でごめんなさい。note執筆はやっぱり難しいですね。私には短文投稿ができるTwitterとかの方が向いてそうです。笑
私も治療、頑張ります💪

ひとまず、今日はおしまい!