スカウトメールをこの1年で書けるようになったので振り返ってみる
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スカウトメールをこの1年で書けるようになったので振り返ってみる

mayuminnieee

これはエンジニア採用 Advent Calendar 2021 11日目の記事です。


こんにちは、Kyash Peopleチーム 採用のまゆゆと申します。
私のバックグラウンド等はよろしければ下記のBlogなどをご覧ください。


 プロローグ

ある日突然、Kyashエンジニアの konifarさんからこんなことを言われました。

スクリーンショット 2021-12-10 0.27.50


素直に嬉しかったです。

思い返せばスカウトメールを本格的に書いてこなかった1年前に比べたらグッと上手にかけるようになりました。

たまに本当にスカウトメールの神様が降りてきて、スルスルいろんな言葉がなめらかに出てくることもあるのですが、実際のところはほとんどがひとつひとつ時間をかけながら頭をフル回転させながら書いています。

候補者の方々の個別事情にも深く関わるので具体的に書きにくい部分も多いですが、これまでどんなことをやってきたか、振り返りも兼ねて書きます。
スカウトメールを書くことに困っている方の少しでもお役に立てれば幸いです。

どんなスカウトメールを書いているか

今Kyashのエンジニア採用で使っている媒体は主に下記の3つです。


どの媒体も特徴や世界観に合わせた攻略法があるかと思いますが、私が思うにこの中で最もパーソナライズしたスカウトメールを送るべきだと思っているのがLAPRASです。
候補者様個人のドメインへダイレクトにメッセージが送信されて初めて企業側と接点を持つことになるので、しっかりとした設計が重要になってくると思っています。

LAPRASでしっかりとスカウトメールが書ければ、他の媒体や他のエンジニア以外のポジションでも応用が効くのではないでしょうか。

こちらは一部伏字にして内容も変更していますが、実際に私が送ったスカウトメールの一部です。

これまでのご経歴をとても興味深く拝見させていただきました。
学生時代からITスタートアップ企業様でエンジニアとしてご経験を積まれ、XXXX開発だけではなく、XXXX開発もご経験されているのですね!

直近ではXXXXさんでモバイルエンジニアとしてご活躍されていらっしゃるようですが、こちらの資料を拝見して、SwiftUIのメリットやデメリット、チームの状況を掛け合わせながら、スケールできるような開発体制を整えられたというストーリーが伝わってきて、こうした動きも是非Kyashでも磨き込んでいきたいなと感じました。
(読んだ資料のURLを貼る)

また、最近はXXXX開発にも裾野を広げられていらっしゃるようですが、KyashのXXXXチームも ~ 以下省略 ~ 

両方の開発をご存知でいらっしゃるので、もしご縁がございましたら、XXXXエンジニアとして高くご活躍いただけそうだと感じました。

じゃあ一年前はどんなんだったかというと・・・


GitHubで積極的にアウトプットを出されていて、一貫してXXXXエンジニアとしてご経験を積まれているようなので、いろいろお任せできそうだなと思いました!

なんということでしょう、だいぶ変わりましたね。

正直自分でも笑いました。内容が激薄すぎます。

そんなに難しいことや専門的な内容に踏み込んだことまでは伝えていませんが、とにかく数をこなすことにこだわった結果、自分でも完成度が高くなってきたなと感じています。


ただ人によっては、こういったパーソナライズされた文章に対してどこかストーキングに近い悪印象を抱いてしまう方もいるかもしれません。
とはいえ、多くの人から面談の中でもポジティブなフィードバックをしていただけてもいるので、この方針で引き続きスカウトを書いていこうと思っています。


心がけていること

いわゆるバラマキと思われるようなスカウトメールを送ってしまうのは、候補者さまに大変失礼ということも大前提としてありますが、
私がいちばん大事にしていることは、
「自分はKyashという看板を背負って声をかけている」ということです。
Kyashに傷をつけたくないなと思ってやっています。

例えば店員の接客によってそのブランドそのものに悪い印象を持ってしまうということはありますよね。
人事と企業も似たような関係にあるのではないかと思っています。

効率を考えると、テンプレのみのスカウトメールを送ればもっと楽になりますが、おかげさまでサービスも認知されていますし、いろんな意味での注目度が高い会社でもあります。
Kyashの名前を提げてスカウトを送るので、Kyashを守るためにもここは手を抜いたらいけないと思うのです。


やっていること

自分なりに構築してきたロジカルなテクニックやフレームワーク的なものもあるのですが、
これまでもこれからもスカウトを送っていく中でそういった話を赤裸々に語るのも野暮なのでここでは書かずにおきます。

お伝えできることとして、実際に候補者さまのアウトプットやご経歴をみながらやっていることは下記の通りです。

1. アウトプットは見れるだけ全部見る
・候補者さまの得意なことやご志向とKyashがマッチすることはなんだろう?と考えながらアウトプットや経歴に目を通す
・一番アピールしたいアウトプットやポイントはなんだろうと想像する
2. 行間を読み取る
・ここはきっと苦労したんだろうな・・・
・このプロジェクトや開発での学びはこんなところだったんだろうな


スカウト文に起こすときにやっていることは下記です。

・良いなと思ったところは素直に褒める
・自分だったらこう言われたら嬉しいかもと想像しながら書く
・なぜスカウトをしたかが明確かつ簡潔に伝えられているか

ほぼ抽象的なことしかお伝えできず心苦しいのですが結局のところは、

まるで「好きな人へのお手紙を心を込めて書く」かのようにスカウトメールを書く。

これに尽きると思っています。


私のお供

スカウトメールであまり専門的な内容に踏み込むことはしていないのですが、
準備運動や練習をしないと試合に臨めないのと同じように、基本的な知識がなければエンジニアのアウトプットは何が書いてあるかまるでわかりません。

そこでおすすめなのがこちらの著書です。

もはやエンジニア採用界隈では言わずと知れた名著ですね。

情報が簡潔にまとめられているので、私はほぼググることなく辞書がわりにこれを見ています。
最近はなくても大体のスカウトメールが書けるようにはなってきましたが、もっと深掘りできそうなので、年末年始のおやすみになんとか合間を縫って復習がてら読んでみようと思っています。


結果はどうだったか?

残念ながら採用実績という点ではいい成果が出せていません。
正直悔しいし胸が痛いです。
これは別の観点で多くの課題があると思っています。

ただスカウトという観点で言えば、概ね良い数字で、他のタスクの状況などにより変動はあるもののきちんと送れば20-30%くらいの返信率を出せています。

「アウトプットをしっかりみて、評価してくださりありがとうございます。」と言ったお声や、「Kyashは普段から使っているサービスなので、声をかけてもらって嬉しいです。」など頑張ってスカウト送ってよかったと思うような心温まるお返事もたくさんいただけるようになりました。


最後に

エンジニア採用担当の皆さん、今年も本当にお疲れ様でした。

エンジニア採用は本当に年々厳しさを増していて、今年はその厳しさを目の当たりにし、私は何度も悔し涙を流しました。

スタートアップやIT企業の中途採用人事ってなんとなくキラキラして見えますが、実は泥臭いことのオンパレードなので、
決して憧れだけでは務まらない世界だと断言できます。(なんでもそうかもしれないけど)

今年も苦しかったし、数字だけで言えば「まゆゆ減給な!」と言われてしまうような成果なのですが、(実際にそんなことはなく私の心持ちだけの話ではあります)
Kyashのこころ優しくて優秀なエンジニアチームに囲まれて採用活動ができることやサポートしてくれるメンバーがいることが大きな救いです。

今年は夏以降、全部のポジションや他の領域を見るようになって、全く首が回らなくなりましたが
来年はなんとか体制を整えて、自分のWillでもあるプロダクト開発側の採用や採用広報に私の時間と情熱を注ぎたいと思っています。

最後にしれっとMeetyおいておきます!




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mayuminnieee
ITスタートアップ職人。 この業界で気がついたら10年以上生きてきた。