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いつか2020年を思い出して、心の底から笑いたい。

2020年は学生から社会人になった年で、環境が大きく変わった。
世の中の人はコロナで自由を制限され苦しかった一年だったかもしれないけど、私はこの一年で等身大の自分をすきになって、少し前向きになれた一年だったと思う。

ということで、2020年を振り返る。
未来の私が2020年の私のこの記事をみて笑ってくれたらうれしいな。

1月

10歳のときに、お年玉で飼った愛犬とのお別れ。

年明けた1月2日の帰省をする朝に、東京の家をでる直前に告げられた愛犬の死。いつも玄関前まで迎えに来る愛犬の姿はなく、タオルに包まれて眠っているあの子を見た瞬間に私は泣き崩れた。
トイプードルが大好きだったのに、ペットショップでダックスフンドのこの子に一目ぼれをしたあの日。
落ち込んでるときは決まっていっつもずっと隣にいてくれた。
愛犬の死は自分の中で理解できたつもりでいたけど、実家に帰るたびにふと大好きなココアを思い出して、寂しさが募る、今でも。

2月

好きがなにか分からず、感情と行動が一致しない日々。

大好きになりたいのになれなくて、大っ嫌いになりたいのになれなくて、自分の感情と行動が全く一致しなくて、感情が大渋滞して、大変だったなと振り返ってみると思う。(以下略)

3月

学生卒業。卒論選ばれて、一種の成功体験を積めたとき。

あの蔦に覆われた赤レンガのキャンパスに憧れを抱いて入学し、あっという間に4年が経った。学生という肩書きに守られ、いろんな感情を学び、カラフルで濃い大学生活だった。また自分が興味ある研究内容を自分なりに楽しく突き詰めた結果、自信がなかった勉強面での賞をいただけて、少し自分を肯定できるようになった。

4月

予想もしていなかったリモート入社式。兄とおうち時間を楽しむ日々。

まさかのリモートでの入社式。そこから1か月間リモートでの新入社研修。まさかまさかだったけど、すべてが新しくてワクワクする社会人スタートだった気がする。ワクワク8不安2くらい。
あとは、兄もおうちでリモートだったから、耐えれた気がする。散歩も二人でするようになったな。初給料も嬉しかった。

5月

愛してくれる人に愛を配ろうと強く思った私の誕生日。

そりゃ生きてれば失恋もするわけで、それなりに好きだったからこそ結構傷つくわけで、自分の意志なんて、なんて弱いんだって自己嫌悪にも陥るわけで、楽しいって気持ちと悲しいって気持ちって同時に発生することってあるんだと学んだ。ただ、私は自分に愛を注いでくれる人のために生きたいし、愛してくれない人に自分の愛を配っている暇ないなと冷静に目が覚めたときでしたとさ。(懐かしい)

愛を与えてくれる人を全力で愛す人でありたい。

6月

普通に人と会える喜びを実感。飲み倒す。

コロナ自粛が終わって、友達と普通に会えるようになって、改めて人と普通に会える喜びをいつも以上に感じた一か月だった気がする。誕生日をお祝いしてくれたり、友達とプチ旅行したり。ステキな友達に恵まれてることを実感。

7月

平日在宅勤務、週末街に繰り出す日々。

際立った出来事はあまりなく記憶が少々薄れているが、確実にコロナあけて遊ぶ日が増えてお金が飛んだ。

8月

自分で稼いだお金で食べるお肉は最高。

やっぱりコロナあけて、遊ぶ日が増えてお金が飛んだ。人のお金で食べるお肉より、自分で稼いで食べるお肉は一段と美味しいと知った。女は経済的に自立してこそ、最大の幸福を享受できるなと思った。

9月

存在価値なんて考えなくていいのでは?

悩んでもなかったんだけど、何かを察知して連絡くれた大好きな友達から「等身大のあなたが素敵で、本当になにがあっても絶対にだいすきだよ」みたいな言葉をくれて、この日からなにかが吹っ切れた、確実に。
私は今まで人間は世の中になんらかの価値を与えなきゃいけなくて、価値を提供していない私の存在価値は何だろうと思う夜もあったけど、生きてるだけで人は尊いんだと思えるようになった。(ありがとう)

10月

フットサル、ジム、ジム、サウナ、ジム。

純粋に運動しまくっていた。そんな運動して何したいの?って質問されることが増えたけど、それは私が一番わからない。

11月

佐賀での暮らしは心を豊かに穏やかに。

自分のペースで、自分がすきなように、自分が決めたことを、自分の責任で、自分がおもう未来を描けばいいんだと腑に落とせた。今までは分かってはいても、他人が気になったり、これでいいのか?といった邪念が邪魔していたけど。そして、東京では毎日外にでまくっていたのに、佐賀に帰ってきてほとんど外に出ず家族と過ごす自分に驚く。

12月

家族、友達、わんこ、サウナ、美味しいごはん、と仕事。

仕事は忙しくなって遅くまでする日も増えたけど、なぜかストレスには感じなかった。仕事終わったら缶ビールで母と乾杯。週末はサウナに。毎日食べる母のつくる美味しいごはん。普通の生活をすこし彩るだけで幸せになれる。

と、振り返ってみた2020。

ただ今年は、コロナという苦境の世の中ではあったが、私自身としては自分のペースで、一歩一歩を大切に、自分を少しずつ大切にできるようになった年だった。

2020年お世話になったすべての人に感謝を言いたいし、いきてるだけで偉いよ、本当に。来年も沢山自分を愛して自分を大切に、気楽に行きましょう!

たぶんこれをみんなが読んでる頃には年があけているから、今言います。

「あけましておめでとう。今年もよろしくお願い致します。」

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