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愛を与えてくれる人を全力で愛す人でありたい


社会人になって、4月24日、わたしは初めての給料日だった。
その日はもらったことのない額が通帳にドカンと入っていて、それはそれは嬉しかった。

そんな私の初任給の使い道。それは

年に1、2回しかあえていない鹿児島に住んでいるおばあちゃんおじいちゃん達へお手紙を添えての送金をすること。
モノにしようかとも思ったけど、事あるごとにお金を送ってくれて、一人暮らしの私にとってとても有難かったから、何にでも使えるようにと私も少額であるけどお金を送ることにした。

お金と手紙を送って数日後、二人のおばあちゃん達から受け取ってすぐに連絡をくれたであろうテンションで電話がきた。

「本当に嬉しいわ〜!この気持ちが嬉しいよ。この1万円は100万円以上の価値があるよ!!飾っとくね!」
「不在票が入ってたから、何かと思って一目散に郵便局に駆け込んで受け取って来たよ!!」
「本当に本当に、ありがとね。」

電話中、私が泣きそうになった。
心がぎゅっと熱くなった。こっちがありがとうだよ。
今までのありがとうを少しだけ贈ったら、こんなにも喜んでくれる人たちがいるのか。
正直、郵便局にいくことがとても面倒で、給料日から2週間ほど過ぎてから送ったというのは内緒だけど(笑)でもやっぱり、やっぱり送ってよかった。

ついつい離れている家族や、祖父母など愛してくれるのが当たり前の存在ってないがしろにしてしまうことがある。
特に母親とはよく電話するけれど、機嫌が悪かったら当たってしまうこともあるし、落ち込んでいたらそれをそのままぶつけてしまう。でもそんな時でも、いつも愛を持って接してくれる。

そして誰のおかげでここまで成長できたのかを見失って、ついつい自分を大切にしてくれない人に自分の時間を使い過ぎてしまうこともある。

でも本来自分が大切にすべき人たちって、私のことを愛してくれている人たちだよね。大きな愛で包み込んでくれる人たちだよね。私を大切に扱ってくれない人たちに、わざわざ愛や時間を配ることをやめることにする。

愛を持って接してくれる人たちを大切にしたい。
自分の人生、愛を持って接してくれる人たちに、私の沢山の愛を与えられる人でありたい。愛を注いでくれた人たちのおかげで、今の自分がいるってことを忘れてはいけない。

今回、大切な人が喜んでくれるってことがどれほど嬉しいかってことを改めて気づけたし、今後どういう人を大切にしていこうかを考えさせられた最近のほっこりしたお話でしたとさ。

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