5月のOLさん。

すごくすごく無気力だ。
すごくすごくすごく何もしたくない。
これが、あの5月病の正体なのだろうか。

無気力で仕事も、家事も、趣味も、お風呂に入ることでさえ、なんにもやる気が出ない。やる気という言葉では表せない、ただもう何もしたくない呪いにかけられたみたいに干からびている。

朝の散歩も億劫だし、最近やり始めた朝の瞑想も驚くくらいに集中できない。

カフェで作業して少しは自分を甘やかして、うんと気分転換しようと思っても、それすらやる気が出ないのだ。

あれだけ、やる気に満ち溢れ、楽しいと思ってやっていた仕事も、今は全く集中ができないし、『自分ってなんでこの仕事してるんだっけ？一生このままこの仕事するのかな？』と悶々としたりもしている。

変に焦りだけがつきまとう。
何をやっても頑張れてない私は、これでもかってほど自己嫌悪になる。

なんで働いているのか、何を将来したいのか、自分の夢や理想はなんなのか。全てがわからない。わからないからこそ、目の前のことをとりあえずやらなきゃいけないこともわかっているのに、それでも無気力で、なにも手につかないのだ。悲しいことがあったわけでもないのに。

夜はYoutubeを何時間も見て寝る生活。気づいたら朝がきて、仕事をする。なんとなーくで仕事が終わったらまた夜はダラダラ。

生きてるだけでお金はかかるし、美味しいものを食べようと思ったらお金はかかるし、楽しいことしようと思ったらお金はかかるし、結局は働かなきゃいけないし、生きるって大変だ〜。

とりあえずホットコーヒーを飲んで自分を落ち着かせる。大人はきっとそうやって日々、生きることと向き合いつつ、流しつつ、悟りつつ、生きてるのかもしれない。

はい、深夜のOLの呟きでしたとさ。