行きたくない飲み会 番外編
以前執筆した「行きたくない飲み会」の記事から止まらなくなってしまい、今回は番外編。
テーマは「幹事力」
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幹事なんて、ただ出席者集計して、お店予約すればいいんでしょう?
と思って社会人になった。
しかし、それでOKではなかった。
特に顕著なのは「歓送迎会」
おもてなしの演出が非常に大変で驚いたものだ。
・歓迎会シーズンは会場の取り合いになる為、他より先に場所と時間を押さえる。
・異動が決まった歓迎する方へお誘いの電話をし、日程や場所を伝える。
・異動してきた方の席は中央に配置、座席に名前の札を用意して一言メッセージを入れる。
・他の職員の座席くじ引きを作成する(上司は上座)。
・会費は当日までに集めて紛失のないよう管理する。
・当日の司会は幹事なので、予定表を作成
流れを確認。上司に挨拶をお願いしておく。
乾杯の発声、締めの挨拶の方を決めてお願いしておく。花束贈呈係も決める。
・幹事は当日出入り口に一番近い下座に着席。注文を取りまとめ、店員に伝える。
・タイムキーパーでもあるため、時間を気にしながら食べられる時に一気に食べる。
・お会計は皆が食べているうちにスマートに済ませておく。
もう、無事に終わるまで気が抜けない。
とにかく労働。
皆が楽しんでくれるか、それだけが勝負。
普段コミュニケーションが取れない人とも意外な面を見つけて仲良くなることで職務が円滑に進むこともある。
それが飲み会。
縁の下の力持ち、幹事。
そこまでしても大多数の人が本当は行きたくない飲み会。
お義理の会合。
職場の飲み会って、せつない。
飲み会が終わった後もまだ仕事は終わらないのが幹事。
・集合写真を現像して渡す。
・会計報告書を作成して回覧する。
ここまでしてやっとゴール。
幹事になった4月や3月は、本業そっちのけで半分くらいこの仕事をしていた気がする…。
実家に頼れない子持ち主婦には拷問のような持ち帰り労働であった。
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