読書活動応援サポーター/言葉のサプリ【読み聞かせ】
私は図書館ボランティアに登録し、図書館以外にも様々な学校へ赴き地域ボランティアとしても読み聞かせを行なっている。
元々は、大学時代にお世話になった学校の先生や保護者の方々へ何かしらの恩返しがしたく、子どもに関わるボランティアを探したことがきっかけである。
教員の道に進むことなく、一般企業に就職したことに多少の罪悪感があった。
本を好きになってもらいたい。
学習支援ボランティアより気楽なのもあって、すぐに読み聞かせの研修に参加した。
国語の教員免許を持っている関係で、「どうしたら国語の成績があがるか」とよく聞かれる。勉強しても国語は成績が上がらないと考えられることが多い。
そんな時、私が勧めるのが読書感想文である。
本を読み、あらすじをまとめ、感想を書く。それだけだ。
・文章を読み、内容を把握すること。
・内容を要約すること。
・自分の考えを文章にすること。
勉強はトレーニングである。正しい方法で続ければだんだんと力がついてくる。
少しずつ読むスピードが上がり、まとめる力がつき、書き上げる文章は読みやすいものになっていく。
そして、ご存知の通り、この読み書きの力は社会に出たときに必ず必要である。
本が好きであれば、さほど苦にならない。
好きなジャンルの本を読み、その感想を書き残しておくだけである。
そして新しい漢字、新しい言葉を覚えるのもまた読書からである。
読書といっても堅苦しいものでなく、読むのに時間がかからない絵本や詩でもよい。
子どもたちに読書の楽しさを知ってほしい。
古い本から新しい本まで、興味を持ってもらえるよう季節や年齢に合わせて本を選ぶ。
前のめりになって本を見つめる子どもたちの眼差しに今日も心を震わせて。
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