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プーと大人になった僕、と大人になった私
超インドアであまり人と交流しない私だが、とうとうコロナになってしまった。
インドアと言っても、会社には公共交通機関を使って渋々毎日行っているので、まあ感染してもそれほど不思議ではないのだが、今流行りの型の感染力が半端じゃないというのはどうやら本当のようだ。
猛暑の中一人病院に向かう途中で死んでしまうかと思い、先日書いた記事「ロボットと暮らしたい」という気持ちが益々増したことは言うまでもない。今年はやたらと体調が悪く有休とお金の多くを病院に費やしてしまいやるせない。病院に行くために働いているのだろうか。
愚痴が長くなってしまったが、コロナにより図らずも大型連休となってしまったので、好きなアニメや映画を見て過ごす事にした。
私はクマのプーさんが子供の頃から大好きなのだが、2018年に「プーと大人になった僕」という実写映画が公開された時、複雑な気持ちだった。映画のあらすじはこうである。
親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経ち、大人になったクリストファー・ロビンは、仕事に追われ、会社から託された難題と一緒に時間を過ごせない家族との問題に悩んでいた。
そんな彼の前に、“100エーカーの森”を飛び出したプーが突然現れる。彼が忘れてしまった本当に「大切なモノ」を届けるために…。
名優ユアン・マクレガーを迎え、『美女と野獣』のディズニーが「くまのプーさん」を実写映画化した感動の物語。(公式HPより)
現実逃避癖のある私は、クリストファー・ロビンが大人になったところなんて見たくない。。と思いしばらく観ないでいたのだが、やっぱりプーさん好きとしては気になっていて、結局DVDが発売されてから観てみたらすごく良かった。キャラクターの声優さんが現役の方はアニメ版と一緒なのも嬉しかったし、ストーリーも面白かった。大人になると辛いことのが多いけど、幸せになれるかは自分次第なんだと思う。
ちなみにこの映画を観る前に、「クマのプーさん完全保存版(1977年)」というアニメをぜひ観て欲しい。(余談だが、プーさんの声を初めて聞いた時おじさんみたいな声で大変驚いた。なんとなく可愛い声を想像していたので。今ではピッタリだと思っている)このアニメの最後でプーとクリストファーはお別れになるのだが、実写映画はその続きから始まるという感じである。
それにしてもアニメでも実写でもティガーが大暴走していて笑ってしまう。プーさんのおおらかさと、ティガーの底抜けの明るさに救われるなーと思いながら、何度も観たくなる作品なのだ。
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