ひらがなとカタカナ : 平安ギャルと平安ハイソサエティがバズらせた文化。
= イカ、よろしく〜
あはれなり〜🧡 =
はいニュルリ〜。日本語の文字の成り立ちのお話、第一回目です。
なんで漢字に加えて、「ひらがな」と「カタカナ」は生まれたの〜って話です。
時は平安。
例えば
ひらがなの「あ」の成り立ちは、漢字の『安』から
カタカナの「ア」の成り立ちは、漢字の『阿』からきているそうです。
そもそもが、
日本語は当初、全て漢字から出来ていて
西暦900年頃に「 書 く の し ん ど く ね ? 」という、
至ってチープな、言葉を略して使う最近の若者みたいな理由から
ひらがなとカタカナが生まれたんですって。
一個だけ個人的に疑問だったのは
「 なんで、その二種類の元となる漢字分けたんじゃろ。 」
「 あ 」も「 ア 」も「 阿 」から崩せばよかったんじゃね?
※「安」ではない理由はまた別の機会に。
って事なんですが、まあこれは一旦置いておいて。
とにかく、キリスト(このころの日本人は知る由もなかろう)が生まれて
1000年近く経った平安時代の頃
日本人ったら、やっとのこと、小難しくて画数の多い漢字を捨てて
さらっとキュ〜トなひらがなと、
カチッとイカしたカタカナが爆誕した訳です。
と言っても、当時からプライドの高い日本人男子は
「そ ん な 正 式 じ ゃ な い も ん 使 え ね え 。」と
毎度、画数に対し、スマートに筆を躍らせながら、
小難し〜いことを、しばらく続けてたらしいですが。
最新式略字の方は、
流行に敏感な意識高い系女子どもが使ってみて
「 いとおかし〜 💚」
とか
「 あはれなり〜 🧡」
・・・テキトーに書き記し始めた事で、
女流作家たちの紫色したあんな話や草色してそうなこんな話が大流行する訳ですね。ギャルは強え。
しかしここで、筆者は思いました。
「なんでカタカタとひらがなに分けたん。覚える事多なるやん」
のちの世で、日本語を愛してくださる異国の方々を大いに悩ませる事象が、
なにゆえ発生したんじゃろか。と、気になっちゃう訳です。
これこそ、一個でええじゃろ?と。
しかしこれには、
生まれ方の違いが明確に存在していて
「 カタカナは漢文を読み解く際のメモ書きとして」
※当時はハイソな社会では漢文が必死履修要項だったそうでして
読み解いてる途中でわかんなくなっちゃったんだけど、漢字書く隙間が文献にないから 「カタカナ」っていう新しい言葉でメモってったんだとよ。
こうして、カタカナはちょっとハイレベルな文字として
男性お貴族様・僧侶さま方の間で、拡散されていった訳ですね。
そして
「 平仮名はあくまで「書くのめんどくせーな」という、平安ギャル(+一部メンズ)達の間で用いられた 」
※あ、もちろんこの解説はざっくりです。ゆるだら勉強ゆえに。笑
当時の男尊女卑気味の社会背景とか、女性はそもそも『 ひらがな 』しか
使用を許されて「 いなかった 」という前提については、またおいおい。
と。
こうして、そもそもの生まれた環境・使用用途が全く違ったので、
廃ることなく、ドチラもいまだに生き残ってるのが
「ひらがなとカタカナ」なんですってよ。
まさに、ギャルとハイソのパイオニアだったんですね。
またそのどちらもが、起源はコチラ
『 万葉集 』からきているとされています。
これ ギ ャ ル と ハ イ ソ の バ イ ブ ル な。
常識だから覚えておくように。
解説はNext.
結果、その後の
1100年以上後の令和の時代まで
三つの文字が使用されてるんだから、
平安ハイソも平安ギャルも結果的にイカしてますよね〜。
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お後がよろしいようで〜。