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本棚の整理
本はなぜ増えるのか。それは買うから。
本はなぜ減らないのか。それは読まないから。もしくは読むのが遅いから。
ということで、今日は本棚の前で大長考しました。
数年前からぼちぼちと断捨離をしていますが、私にとっての最難関は本棚です。できることなら全部とっておきたいのですが、自宅が図書館なわけでもなし、さすがに無理。
本棚に入り切らず床置きしている本もあり、テーブルの上の本もピサの斜塔と化してきたので、年末のこの機会に、がんばって本棚と向き合うことにしたのでした。
本棚から本を取り出しては戻し、取り出しては戻しを繰り返して、もう手放してもいいかな、と思える本を選んでいきます。
狙い目は、図書館にある本、読み終わった本、全く読んでいない本。
とはいえ、それぞれ私にとっては悩ましい点があります。
図書館にある本 :
本を読むのが遅い私は、図書館で借りた本を期限内に読み終えられたことがなく、たいがい期限を延長しています。なので、手持ちの未読本が図書館にあったとしても、手放すかどうかは迷うところです。
読み終わった本 :
「手放す前にちょっと…」とぱらぱらめくりたい誘惑にかられますよね。が、うっかりこれをやると「やっぱりとっておきたい!」とひよる確率が高いので、たとえ内容を思い出せなくても、本を開かないことが肝要です。なかなかできないんですけどね。
読んでいない本 :
よく「一年間手に取ることがなかったなら手放しても大丈夫」とか聞きますが、案外そうでもないというか… 本棚で10年以上眠っていたのに、ひょんなことから読んだ本というのがこれまでに何冊もあったので。
で、なんとかがんばって今日は10冊しぼりだしました。
たった10冊ではありますが、おかげで床置きしていた本を本棚に納めることがでたのでよかったです。
というか、この床置きしていた本というのが、友人から譲り受けた「中国詩人選集第二集」で、全15巻なんですよね。
本棚に入れるとかなりの圧迫感です。
漢詩とか宋詩の類に惹かれる私は、友人が「ダブって持っているから、要らない?」と言った時に自分の本棚の容量も顧みずに飛びついてしまったのです。
本棚には自分のこだわりというか、執着が現れるものだな、ということを改めて思いました。
詩人選集は15冊もあるので、一生かけてゆっくり読んでいくつもりですが、他の本たちはもう少しサクサク読んで、少しでも積読山脈の標高を下げないとなあ。来年の目標のひとつです。(毎年同じことを目標にしている気がする…)
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