発酵チキンカレー

材料
・シナモン、クローブ、カルダモン、コリアンダー
カイエンペッパー、ターメリック
・にんにく、生姜、玉ねぎ、トマトピューレ、鶏もも肉、
ヨーグルト、塩、ココナッツミルク、水

ある日の昼食。
よっこらせと腰を上げ、キッチンへ。
今日は、これが食べたい。
一度食べたら病みつきになり、定期的に食べたくなるずるいやつ。魅惑のチキンカレー。

スパイスカレーに出会う前は知らなかった。
君に出会う前に戻りたい。
なぜなら、紹介しておいて申し訳ないんですが、
食べたらアカンです。
これ、足を踏み入れたら引き返せなくなりますよ？

冗談ではなく、自分で作った中で一番美味しいと感じたカレーでした。不味いのも失敗もあり。
美味しいポイントは、なんといっても鶏肉。
柔らかく、肉にスパイスの味が染み込んでいて
いくらでも食べられる。

鶏肉を美味しくするポイントとして
①鶏肉をカットして塩で揉んだ後、フライパンで焦げ目がつくくらいまで焼く
②①をスパイス(粉末)を入れたヨーグルトに漬けこんでから元々の鍋(カレー)に入れて煮込む。

ヨーグルトに漬けると漬けないでは大違い。
アーユルヴェーダでも、ヨーグルトレシピがたくさん出てきます。普段はあまり食べないですが、カレーに入れるのは温かいのでお腹にも優しいです。

ややひと手間なんですが、これが驚くほど美味しくなるので、やらない手はありません。
チキンカレー好きにはぜひ試してみていただきたい一品です。

白米にターメリックを入れると黄色のライスになるんですが、ターメリックにも役割があって
多くのスパイスをブレンドする際はそれらの仲をとりもつ働きをします。
インド料理には欠かせないスパイスですね。
抗菌作用が強い、肝臓の働きを助ける、など。

ターメリックはインドでは「縁起のよいスパイス」
とされている。結婚式などにはターメリックライスがふるまわれ、花嫁も肌にターメリックを塗った化粧姿で登場する。

カレー坊主　吉田武士

余談ですが、髪の毛にも使われるんです、ターメリック。わたしはヘナ(植物)で白髪を染めているので、
ターメリックは色素を調整するのが役割ですが、
食べる、髪に塗る、肌にも塗る、なんて
あまりないと思います。

日本語では鬱金(うこん)と呼ばれる
生姜科の植物の根塊です。

その他、たくさんのスパイスがありましたが、
古典書に記載された、スパイスの使い方なんかもまた書いていけたらと思います。

お読みくださりありがとうございます。