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アーユルヴェーダ・ドーシャ別の違い


前回記事の補足

正常なときのヴァータの動き


あらゆる「動き」を生み出します。
肉体、精神になんらかの動きがあるときは
ヴァータが働いています。


心臓の拍動、血液の流れ、呼吸、手足の運動
精神
思考のひらめき
感覚
痛みの伝達、



【ヴァータが増えすぎた時の症状】
①冷え性、肩凝り、腰痛、頭痛、便秘、疲労感、関節痛、腹部膨満感
②めまい、難聴など感覚器官の不調、声枯れ、過剰なおしゃべり
③思考がまとまらない、落ち着きがない、不安感、不眠、精神的な弱さ
④神経痛、しびれ、麻痺、震え
⑤消化不良、終始風邪が治らない感じで免疫力が下がる
⑥口の中に渋味を感じる

ヴァータを鎮静するもの

◉温かい飲食物をとる、温める
▶︎▶︎冷性を減らす

◉液体やしっとりしたものを食べる
▶︎▶︎軽性・乾燥性・粗性を減らす

◉ごま油でのオイルマッサージ
▶︎▶︎軽性・乾燥性・粗性を減らす

◉油分を含むナッツ類や滋養のあるものを適量たべる
▶︎▶︎軽性・乾燥性・粗性を減らす

◉ゆったりと安静にすること、ぬるめの長風呂、
規則的な食事、規則正しい生活
▶︎▶︎変動性を減らす

◉甘味・酸味・塩味のものをとる
▶︎▶︎体に同化作用を与える




正常なときのピッタの動き

ピッタは火のエネルギーに象徴されます。
そして「変換する力」

薪を火にくべると燃え、光、熱、煙、灰に変換される。体の中の変換は消化や代謝。
情報の消化や知的な活動もピッタの働きです。


消化や代謝、食欲、

精神
喜び、知性、勇気、

感覚
柔軟性、血色がある


【ピッタが増えすぎたときの症状】
①便、尿、屁、眼、皮膚が黄色くなる
②胃潰瘍、皮膚炎、口内炎、発熱、ほてり、灼熱感
③空腹、異常な喉の渇き
④疲れ目、充血、不眠、頭痛
⑤下痢、失神
⑥批判的、理屈っぽくなりイライラしがち、怒りやすい
⑦感染症にかかりやすい
⑧痔などの出血性の病気
⑨口の中に酸味

ピッタを鎮静するもの

◉氷砂糖・牛乳・甘い果物・ギーなどをとる
▶︎▶︎軽性・温性を減らす

◉花やお香のよい香りを嗅ぐ
▶︎▶︎生臭い性質を減らす

◉優しい音楽で心を落ち着かせる
▶︎鋭性を減らす

◉月の光を浴びる
▶︎▶︎温性を減らす

甘味・苦味・渋味のものをとる


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