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昨今の統失に物申す

 乗り物で遠くに移動するのって事実として何十何百キロ先に自分が動いたのに実感があまり湧かなくて不思議。実は電車や車って実は近所をグルグルと遠回りして走っていて、東京やアメリカが歩いて行ける距離にあるんじゃないかとたまに考える。ルーブル美術館は徒歩3時間くらいで着くしパルテノン神殿はチャリで45分のところにある。地下鉄サリン事件が起きたのは最寄駅から7駅先で、アウシュビッツ強制収容所は4駅後ろかもしれない。


 この先に統失がある気がしてきた。政府の陰謀だの電磁波だのといったオリジナリティのない被害妄想より幾分マシだけども。統失になって陽性症状に犯され狂っておきながら凡庸な妄想しかできない奴は恥ずかしくないのか?常識的すぎるというか杓子定規にもほどがある。世界に名を馳せる宗教を作った精神病患者の妄想は独創性に富み、他者の脳内にすらそれを到達させるパワーを持っていたというのに、それに比べてなんだその体たらくは。昨今の統失はなってない。

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