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指宿洋史選手アデレードユナイテッドへ完全移籍

指宿選手の移籍先が決まり、先方の公式Twitterにも発表がありました。


昨シーズン2度個別取材をさせていただき、ワイルドな風貌からは想像できないほどのジェントルマンでクレバーな選手で、海外移籍慣れしているため、馴染むのも早いなと思っておりました。

静岡茶も勉強したいとおっしゃっていたのに、コロナ禍で買って飲むぐらいしかできなかったのではないかと思うと残念です。すんごいお茶畑へ案内できなかったのが心残りです。

竹内選手が、日本人だと思っていないとおっしゃっていたのが印象に残っています。風貌という意味ではなく、プロとしての立ち居振る舞いや、物事の捉え方とか向き合い方という意味かなと思います。

もっともっとピッチで見たかったというのが本音です。いてくれると収まるので前目の選手はとても楽だったんじゃないかなと思います。エスパルスの在籍が短期だったのが本当に残念ですが、国内外を問わずこういうフットボールライフをポジティブに楽しめるのが指宿選手の素敵なところなんじゃないかなとも思ったりします。アデレードのユニフォームも似合っていましたね。

私が20代前半の頃は、頼まれてもいないのに、海外取材へ行きまくっていました。時には取材パスが出なくても現地へ行ってしまい、ぺリマン監督に助けてもらってパスが出たと思ってらVIPIDで、あとからめっちゃ怒られたことがあります(笑)無謀だったなと思いますし、いろいろな方々に助けてもらいましたが、今思うと、あの年代、お金がなくとも海外へ行きまくった日々が、ものすごくいい経験で宝物になっていたりします。できれば海外に住みたいと思いつつ実現してはいませんが、国が違えば、文化も考え方も宗教も、まったく違うこと。そういう中で暮らすように滞在できたことは何物にも代えがたいものがあります。

だから、指宿選手がどれだけ素晴らしい経験をしてきたのたか?逆に楽しいと思えるレベルに到達するまでにどれぐらい葛藤したのか?いつか聞いてみたいなと思っていましたし、もう国を出る時には帰ってこないことも考えすべて残さず出て来るとおっしゃっていた、そのかっこよさ。プロサッカー選手としてだけでなく、人としてもとてつもなくいい経験をされていると感じました。

指宿選手の移籍先がオーストラリア!って思った時に、長谷川悠選手を思い浮かべました。お二人のコミュニケーション能力はちょっと似ているかも。お話していて話題豊富で楽しいお二人です。

何処にいても変わず過ごせる柔軟性。ある意味最強だと思います。心からご活躍をお祈りします。

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