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藤本淳吾選手引退。

諸事情あり、こちらへのポストが滞りましたことをお詫びします。

どこかのスタジアムでお会いするたびにニッコリとしながらお声かけしてくださるので、本当に嬉しかったし、どこへ行ってもサッカー選手として怪我なく活躍してくれることを願っていました。ボールを持つとワクワクする選手でした。特にペナルティエリア手前からBOX内へ入るまであたりでボールを持ってくれるとドキドキしました。躍動する姿、アマからプロへの変化。いろいろ試行錯誤されたのを実感します。

numberで書かせていただいたのもいい思い出でした。正直、エスパルスへ入って来た時は、もっと世界で羽ばたくものだと思いましたし、ご自身もそう思っていたと思います。そしてエスパルスから海外へ移籍するのだと信じていました。

移籍した先と対戦すると、いつもニコニコして挨拶してくれました。移籍した先で、怪我なく幸せで楽しくサッカーができる環境であって欲しい。それだけを願っていました。

確かに彼はやんちゃだったかもしれません。でも、そういうやんちゃな選手も、ちゃんと今の時代に合わせて活躍できるようコントロールしつつ、良さを殺さず、潜在能力を引き出して大活躍させられるようなJリーグであってほしい。ずっとそう思っています。

引退は本当に寂しいです。けれど、サッカー界にいた人々は、みんななんらかの関係を持って生きています。彼にとって、最初のチームがエスパルスだったこと。それもまた彼の人生には意味があることだったと信じていますし、いつかどこかでエスパルスとのかかわりを持つことができればいいなと思います。

現役生活お疲れ様でした。

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