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日本を蝕む愚策の矢!こんな社会に誰がした(個人的考察)

こんな事言うのもどうかと思うけど、
日本終了のお知らせは近いかもしれません。

これが私の考えです。

どうしてこういう考えになったのか?

一般的な小売業は、人が来て始めた成り立つ商売なわけで、
(いわゆる害悪な転売ヤーとかは除いて)
善良な一般流通業者とか小売店とかの場合はという意味で。

つまり、(人の動き=経済の動き)なわけだから、
人の動きが止まれば経済が止まるのはわかりきった話で、
GDPとかRPI/KPIのような遅効指標で即時的に本質がわかるわけがない。

そも論、いま企業の倒産件数が少なくなってるのは、
首の皮一枚しか繋がってなかった(その皮も千切れかかってた)企業に、
ようやく助成金やら融資が届き始めたからである。

言うなれば焼け石に水でしかないが、
そのかける水を政府が出してるからなんとか生き延びてるだけである。
その助成が切れたら、そもそも瀕死の状態だったのだから、
倒産する企業は確実に増えることが予測される。

GDP激下がり。これで景気いいと言えるのか?

ちなみにこれは一般的な人は知らないと思う数字だけど、
国内総生産(俗に言うGDP)が、2020年4〜6月のGDP速報値で
マイナス27.8%になっている。
(2020年8月17日に内閣府から発表された同期間の実質GDP成長率)
米国の同期間であるとマイナス32.9%。
世界恐慌(1929年から33年)の米国GDPの落ち込みが27%だから、
それに匹敵するマイナスが、たった3ヶ月で起きたことになる。
この数値を年率換算の実質GDPとして考えれば、485.2兆円。

わかりやすく言い換えるなら、
2011年の東日本大震災以来の水準にまでGDPが落ち込んでいる。

この数値は、安倍前政権発足後の指標、
13年同月の501.8兆円すらも下回るものである。
わかりやすく言うと、ずっと台風の暴風域内にいるような感じである。

実際の景気回復(いわゆるアベノミクス)による効果は、
18年10月には効力が切れているといって差し支えないと考えられる。
なのに、安倍さんは景気回復してるーなんて言って、
実質的に国民を騙して消費税上げた。
そもそもあのタイミングでの増税は愚策だった。

効力切れの政策によって景気後退
+増税+コロナで完全に安倍さんがどんだけ頑張ったところで、
経済政策で積み上げたGDPは、安倍前政権が発足した時の水準
まで戻ってしまっているということをベースに考えないと、
新政権が何を執行しようが、日本の景気は良くならないと思う。

いまの株価相場は人為的に作られていないか?

日銀の国債購入と日本株のETFの大量購入で
確かに1989年のバブル相場の半値まで日経平均株価は回復した。

上場企業は上述の作られた株価相場によって内部留保を大きく
貯めることもできたため、今のコロナ禍では無闇な上場企業破綻を
回避できていると思う。
しかし、日銀のETF保有額は今年3月末段階で、
すでに時価ベースで約31兆2,000億円にまで膨らんでおり、
これは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)をも上回るレベルに
達している。これは万一の際に大きなリスク要因となりうる。

が、しかし株の買い集め・買い支えによる、この人為的な相場を
維持するために、日銀は簡単に買い付けをやめるとは口が裂けても
言えない状況である。
しかも、ここから株価が大きく下落した場合、その損失は超高額
となることが容易に想像できるが、その損益をどう処理するのかも、
かなり大きな問題になりそうである。

こんな状況でこの国はやっていけるのでしょうか?

最後までお読みいただいてありがとうございました。

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