見出し画像

モラハラ彼氏を悪霊退散したらnew彼氏ができて仕事もやる気になりました【コーチング徒然8】

こんにちは!パーソナルコーチのまゆなです。いきなりパワーワード満載のタイトルにしてしまったのですが、クライアントに面白すぎる変化が起きたので、コーチングを受けるとどうなるの?というケーススタディとしてご紹介したいとおもいます。(クライアントにはちゃんと掲載許可をとっています)

彼に頼りにされている=愛されていると思っていた

クライアントのSさんはキャリアアップにも意欲的、自分の夢もお持ちの優秀な方でした。数回コーチングを終え、これまで仕事の話をしていたのですがある日突然、「ちょっとプライベートな話をしてもいいですか…?」とそれまでの覇気はどこへやら…なSさん。テーマは恋愛についての悩みでした。Sさんは、ゆくゆくは結婚したいけれど、今の彼にはあまり大事にしてもらえていない気がすると言います。ただ、彼が社会的に地位が上なこと、そして弱った時には自分のことを頼ってくれるので、自分を頼りにしてくれているように感じて、それが嬉しくて優しくしてきた。でもいざ自分が困ったときはなかなか相談もできず、もっと論理的に考えなよ。など論破されるのがオチ。私がダメなのかな、何か足りないのかな…と思っていたそうです。友人からはさんざん別れた方がいい!と言われてきたけれど、それもできず。なかなか気持ちに整理がつかない理由が家族にありました。

おばあちゃんがお札を書くんです。

Sさんには妹がおり、すでに結婚をしていました。それをみたSさんのおばあさまがSさんを思って神社に行くたびに「Sが結婚できますように…」とお札を書くようになったそうです。それをみたSさんは、早く結婚しておばあちゃんを喜ばせなきゃ…という責任感から、他の人とお付き合いする時間とリスクよりも、その彼との結婚の方を視野に入れてお付き合いをしていたそうです。

でも、ぜんぜんときめかない。はじめはどうやって彼とうまく付き合っていけばいいか…という進行だったのですが、「Sさんが考えるパートナーシップってなんですか?」「その理想のパートナーシップを築ける人は、Sさんのことをどんなふうに扱うとおもいますか?その時Sさんはどう感じますか?」「Sさんは本当はどうしたいですか?」…そんな問いを投げました。Sさんは深いため息をつきながら「私を大事にしてくれる人がいいです…。」と一言だけ答えました。そして、もう少しその事について自分なりに考えてみる…を宿題に、その日のコーチングは終わりました。

別れた瞬間、新たな出会いがやってきた。

コロナで少し時間が空き、久しぶりの第一声が「実は、彼氏ができました」で私もびっくりしました。あれから、Sさんは色々考え、自分のことを大事にしてくれる人と付き合う!そのために、自分のエネルギーを奪う人とは離れる!自分のことをまずは自分が大事にしてあげるんだ!と心に決めたそうです。

そしてその直後、知り合いからコロナで大変だよね。と近況報告の連絡がきて、あれよあれよとお付き合いすることになったそうです…!!やっぱり手放すと入ってくるもんですね…!!!と興奮気味のSさん。プライベートが落ち着いたら、仕事にやる気が出てきました!今日はその話をさせてください!!と元気なSさんでした。

何が彼女を変えたのか?

ここからはSさんの感想と私の考察ですが、彼女が1番変わったのは「自分で決めるという意識」だと思います。誰かを喜ばせたい、という気持ちはとても尊いことですが、それは自分の喜びの基盤が整って初めてできることだと私は考えます。Sさんはコーチングの問いを通じて、改めて自分の喜びの基盤ってなんだろう?と考えたそうです。そして「まずは自分の意志で決めること」を決意しました。もちろん、コーチングなしで1人で決意することもできますが、ほんとにいいのかな?と悩みの堂々巡りになってしまうこともあります。そんな時コーチングは「決意の後押し」をするのにとても有効ですよ。


読んでくださり本当にありがとうございます。サポートしていただけるとその分うれしさの極みで、調子に乗ってどんどん記事を書き始めます。ぜひお願いします。